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・団体購読のご案内 ・「編集委員会会員」を募集 橋本勝21世紀風刺絵日記
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詳細検索携帯電話の有害性を隠蔽 企業出資の科学調査をスイスの大学が検証 携帯電話などの電磁波の影響について、関連企業がスポンサーになって行なわれた調査の大部分は有害性を隠蔽し企業に都合の良い結果を出している、とスイスの大学の調査チームが明らかにした。9月28日付のアルジャジーラ・ネット(アラビア語電子版)が調査チームの代表にインタビューして伝えた。(齊藤力二朗)(2006/09/30) 「労働・教育運動に生きて80年」槙枝元文自伝 <49>自民党文教族に対話重視の若手が登場 「槙枝先生、こんにちは」。1970年のある日、日教組の書記長席にいた私に、後ろから突然声をかける人がいた。振り向くと、何とそこには文部省の西岡武夫政務次官(自民党)が立っているではないか。西岡氏は70年1月に文部政務次官になったばかりで、自民党文教部会の中では「若手の勉強家」と言われている人だった。驚く私に西岡氏は「今日はお教えをいただきに伺いました」と、腰を低くして慇懃にあいさつした。文部省との対話を重視する私は「わざわざお越しいただいて恐縮です」と応接室に案内した。(2006/09/30) 「スペイン占領を謝罪せよ」 アスナール前首相がイスラム教徒に要求 【東京29日=齊藤力二朗】ローマ法王がイスラム冒とく発言で謝罪を求められていることに関連して、アスナール・スペイン前首相はこのほど、「1300年前から800年間、スペインを占領した」として、ムスリム(イスラム教徒)に「謝罪」を求めた。これに対し、当時のイスラム王朝司令官の末裔というイスラム学者が前首相発言に猛反発している。(2006/09/29) 若者が遺体袋に入る前に イラク戦死者家族会シーハンさんの「脱走の勧め」 平和を求める戦死者家族の会のシンディ・シーハンさんは、2004年4月4日にイラクで戦死した息子のケーシー・オースチン・シーハン特技兵が、なぜイラクで死ななければならなかったのか、ブッシュ大統領に直接説明を求め、ブッシュ大統領の牧場のあるクローフォードに運動拠点キャンプ・ケーシーを作って、反戦運動を粘り強く続けている。そのシンディ・シーハンさんが、19カ月間無断で離隊していた陸軍特技兵マーク・ウィルカーソンがキャンプ・ケーシーに救いを求めてカミングアウトしてきたことを、トゥルースアウトに載せた小論で明らかにした。ワタダ中尉は軍隊の中でイラク行きの命令を拒否して闘っているが、マーク・ウィルカーソン特技兵のように無許可離隊した兵士のカミングアウトが、これから増えてくるのではないか。(TUP速報)(2006/09/29) 農と食 原子力委員会が、食品照射推進の動き 命と健康を脅かす人体実験お断り! 内閣府・原子力委員会が、いよいよスパイスをはじめとした食品への放射線照射拡大を打ち出しました。放射線の殺傷作用を利用して、食品に放射線を当てることで殺菌や殺虫、発芽防止などをしようというのが「食品照射」です。食品照射は、私たち消費者にとって何のメリットもないばかりか、むしろ私たちは人体実験にさらされていると言えます。食品照射は「食」を歪めるものではないでしょうか。この動きに反対する消費者団体・市民団体が集まって、2006年6月、照射食品反対連絡会(日消連も参加)を発足させ、現在取り組みを進めています。(消費者リポート)(2006/09/29) グローバリゼーションを民主化する スティグリッツへのインタビュー ジャスティン・ボグラー
【openDemocracy特約】「ダイエット・コークとペプシ・マックスの違いは何かね」。ジョセフ・スティグリッツは、講演を始める少し前、ロンドンの大学の休憩室にある自動販売機のところで、わたしに聞いた。わたしは必至になって考えた。ノーベル経済学賞の受賞者で、グローバリゼーションを批判している世界の第一人者のひとりであり、ワシントンの金融機関がアジアとロシアで構造調整をいかに誤ったかを描いた内部告発である「世界を不幸にしたグローバリゼーションの正体」の著者が、コカコーラのブランドについて引っかけ質問をしている。わたしはそう思った。(2006/09/28)
沖縄/日米安保 平良夏芽さん釈放 メールで「元気です」と支援者に伝える 【東京28日=ベリタ通信】9月25日、沖縄の米軍基地キャンプ・シュワブ前で抗議行動中に沖縄県警名護署に逮捕された平良夏芽さんが27日午後、釈放された。釈放された平良さんは28日、「不当逮捕に怒り、心配して下さった皆さまへ」と題したメールを辺野古実行委員会のメーリングリストを通じて関係者に送った。以下はその全文。(2006/09/28) 農と食 【タイ】小規模農民を直撃する農産物自由化 キンコン・ナリンタラク 突然入ったタイ軍事クーデターのニュースは人々を驚かせた。政争にうんざりしていたタイの人々の多くは平静に受け止めたと伝えられているが、貧しい農民の多いタイ東北部では、手厚い農業補助政策を敷いたタクシン前政権の支持者が多い。その背後には、自由貿易政策に振り回される小農民の実態がある。タクシン前首相は自由貿易の強烈な推進者でもあった。グローバリゼーションの嵐に直撃されているタイ農民の現状を、タイの民衆運動組織「タイFTA(自由貿易協定)ウォッチ」に所属し、北タイの農村を拠点に活動するキンコン・ナリンタラクさんに報告してもらった。(大野和興)(2006/09/28) 検証・メディア 「安倍劇場」演出にも加担するのか メディアは批判精神を取り戻そう 安原和雄(仏教経済塾) 自民、公明両党の連立による安倍晋三・新政権は06年9月26日発足した。新政権の舵取りは、いうまでもなく日本の行方を大きく左右するが、気になるのは「権力の監視役」としてのジャーナリズムの批判力である。新政権の布陣や政策を報じた9月27日付大手6紙を読んだ限りでは、批判精神の不足を感じないわけにはいかない。ジャーナリズム本来の批判精神を取り戻そう、と言いたい。そうでなければ、いわゆる小泉劇場と同様に「安倍劇場」演出にも一肌脱ぐ危惧の念を拭いきれない。(2006/09/28) 「外見とタカ派の内面は矛盾」「真っ直ぐ大衆に向かっている」 豪紙の安倍新首相への評価 【アデレード28日=木村哲郎】全国紙のジ・オーストラリアンは26日、安倍首相選出が決まった直後に電子版で同首相のプロフィールを速報。穏やかな物腰だが政治に熱い戦後生まれ初の首相は、「戦争を知らない世代が責任を負う時代」と総裁選で強調し、小泉前首相の側近でありながら、華やかな前首相とは明確に一線を引いている、と伝えた。(2006/09/28) 笑う真犯人 検証・恵庭冤罪事件「13のナゾ」 第41回:控訴審第2回――幻の三角関係 山口正紀(ジャーナリスト) 〈事件〉は、人の運命を変える。被害者・被疑者、その家族はもちろんのこと、冤罪事件では、濡れ衣を着せられた人の人生そのものを奪ってしまう。私は、戦後、再審で死刑台から生還した4人のうち、免田事件、島田事件、松山事件の冤罪被害者3人にお会いした。ほかにも、布川事件、甲山事件、「ロス疑惑」など数多くの冤罪被害者に会い、記事を書いたり、支援活動に加わったりしてきた。人生を突然、警察権力に奪い取られ、冤罪との闘いに一生を費やさざるを得なくなった人たち。その無念や理不尽さは、どんなに言葉を尽くしても言い表しようがない。(2006/09/28) 少女に大人気の人形を摘発 西洋化進むチュニジア、イスラム回帰懸念か 市民からは猛反発の声 アラブ世界で最も西洋化しているといわれるチュニジアでは政府による「反イスラム、脱イスラム化」政策が進められている。このほど少女らの間で「バービー人形」を凌駕する人気を呼んでいたイスラム文化を象徴する「フッラ人形」を警察など治安当局が摘発、没収する一斉「珍作戦」が展開され、市民の猛反発を買っている。18日付のイスラム・オンラインが報じた。(斎藤力二朗)(2006/09/27) 沖縄/日米安保 平良夏芽さんの即時釈放求める 連続ティーチ・イン沖縄実行委 キャンプ・シュワブ前で抗議中の逮捕 【東京27日=ベリタ通信】沖縄をめぐる首都圏の市民団体「連続ティーチ・イン沖縄実行委員会」によると、沖縄県名護市のキャンプシュワブゲート前で、平和市民連絡会の平良夏芽牧師が25日、公務務執行妨害で名護警察署により逮捕された。平良さんはキャンプ・シュワブ内で埋蔵文化財調査が防衛施設庁の主導で行われることに反対し、抗議行動を行っていた最中だった。同委員会はこの逮捕に強く抗議、即時釈放を求める声明を27日に発表した。以下はその全文。平良さんは27日午後、釈放された。(2006/09/27) アフリカをめぐる現実とイメージの格差 ブルキナファソの村から アフリカの人々は何を考え、実際どのようなコミュニティーでどんな生活をしているのだろうか? 貧困や紛争の渦巻く場所、または野生動物やエキゾチックな文化の大陸としてマスメディアに消費し尽くされた感のあるアフリカ。しかし、もちろんそこでは多様な人々の喜怒哀楽に満ちた日常の生活が繰り広げられている。1985年、1995年、2005年と3回にわたりブルキナファソの同じ村を訪問し、現地の社会や生活の変化、そして「開発」の様子を見てきた編集者が、現実とイメージの格差と、人間の営みの変化について考える。(ニュー・インターナショナリスト=クリス・ブレイザー)(2006/09/27) インドネシアの鳥フルなお拡大、死者51人に バンドン、北スマトラでは集団感染の疑い 【じゃかるた新聞特約】保健省高官は25日、新たに一人の鳥インフルエンザの感染死者を確認したと明らかにした。国内の死者はこれで51人になった。西ジャワ州バンドン、北スマトラで再び集団感染が発生した疑いが浮上するなど、七月にベトナムを抜いて世界最悪の死者数を記録して以降も、感染の拡大は止まっていない。(2006/09/27) サルコジ氏をはじめ多彩な候補が名乗り 来春のフランス大統領選挙
来年春に行われるフランス大統領選挙に向け、各陣営の動きが活発になっている。現職閣僚で保守陣営の最有力候補と見られているサルコジ氏に加え、社会党からは人気の女性議員、ロワイヤル氏が11月にも公認候補として選出されそうだ。また極右からは、前回の大統領選挙で決選投票まで進んだ、国民戦線のルペン党首が再チャレンジを表明。一方で、「極右の新しいカリスマ」と呼ばれているドヴィリエ氏も出馬を検討しており、票を食い合うことも予測される。(パリ=及川健二)(2006/09/27)
ビンラディン死亡情報はサウジアラビアの罠 仏治安当局 サウジアラビアの諜報機関は、仏紙レパブリカンが一面トップで派手に報じた「信頼できる情報筋は、オサマ・ビンラディンがパキスタン滞在中に腸チフスに罹患して死亡したことを確認した」 との記事内容を否定した。一方、25日付イスラム・オンラインは、サウジアラビアが意図的に流したガセ記事の疑いが濃いとのフランスの治安当局の見解を報道した。(斎藤力二朗)(2006/09/26) 襲われた女性が逆襲し殺し屋を絞殺 夫が妻殺害を依頼と判明 米オレゴン州ポートランドにある自宅に、看護婦が戻ってきたところ、家の中に潜んでいた男が突然、釘抜きハンマーを振りかざして襲ってきた。二人は取っ組み合いになり、看護婦は必死の思いで、男の上に馬乗りになった。そこで渾身の力を振り絞って男の首を絞め続けた。間もなく男は身動きしなくなった。警察が駆けつけ、看護婦の自宅廊下で死亡している男を発見した。当初は看護婦が泥棒を取り押さえた事件と思われたが、その後事件は思わぬ展開に──。(ベリタ通信=江田信一郎)(2006/09/26) 日本の封建時代も顔負けの「サフワ」 モーリタニアに残る恥の文化 北アフリカ西端の国モーリタニアには、太平洋戦争前まで続いた日本の封建的な慣習を彷彿させるような、いやそれをはるかに超える驚くべき男女間や親子間での、年長者や他人の前で行ってはならいタブー、つまり恥の文化が未だに強く根を張っている。アルジャジーラ・ネット(アラビア語電子版)が「サフワ(恥じらい)」と呼ばれる伝統的慣習をこのほど特集した。(斎藤力二朗)(2006/09/26) ジョンベネちゃん殺害自供はうそ 別件で無罪に固執する被告 米コロラド州ボールダーで1996年に起きたコンテストの常連で有名だった美少女ジョンベネ・ラムジーちゃん(当時6歳)殺害容疑で逮捕されて一時メディアを騒がした元教師ジョン・マーク・カー被告(41)が、相変わらず検察当局を振り回している。カー被告は、タイでラムジーちゃん殺害を自供し、米国に連行されたが、その後のDNA鑑定の結果、自供はうそと判明した。現在裁かれているのは2001年に起きた児童ポルノ写真保持に関する事件。ラムジーちゃん殺害と比べれば、極めて軽微なこの事件については、逆に頑強に無罪を主張。引き続きメディアの関心を集めている。(ベリタ通信=江口惇)(2006/09/26) 橋本勝21世紀風刺画日記 第15回:東京都は石原のためのミニ国家じゃない
どうやら日本の首相にはならずじまいに終わりそうな石原慎太郎、さぞ残念でしょう。そんな彼にとっての権力欲を満たしてくれるのは東京都知事の座。とかく権力者というのは自分が国家を背負っていると思いたがるもの。国旗と国歌は国家にとって何よりも大切なシンボル。というわけで石原都知事が「日の丸」「君が代」に敬意を払おうとしない教師に腹を立てるのも当然ということか。そして国家は強制する力がなければならない。「日の丸」に起立せず、「君が代」を歌わぬ教師に罰を与えてこそ国家。愛国心なき教師に国家の未来を担う子どもを任せるわけにはいかない。(2006/09/25)
沖縄/日米安保 硫黄島訪問は普天間移設先の下見? 小沢代表の隠された意図 【東京25日=稲元洋】のどの痛みを訴えて25日に急きょ検査入院、痛みの原因が懸念されている民主党の小沢一郎代表だが、同代表が9月20日から21日にかけて、アジア太平洋戦争末期の激戦地だった硫黄島(東京都小笠原村)を菅直人氏とともに視察したのには隠れた理由があったようだ。訪問は表向き、「戦争の悲惨さを現場で肌で感じ、追悼のあり方を考えるため」(小沢氏)としているが、大手メディア関係者は、「戦場の現場視察という理由だけの訪問は不自然。硫黄島訪問の最大の目的は、沖縄の普天間飛行場の硫黄島移設の可能性を探るためだったのではないか」と指摘している。(2006/09/25) 「勝負の時に備える」 共同通信社長、平壌支局開設の意義を強調 共同通信は1日、平壌支局を開設したが、石川聰社長は「性急に結果を求めずに、まず公正な報道で理解と信頼を深めるよう努力したい」と述べた。さらに同社長は「従って、支局を開設してもあまり記事、写真が出ないということもあるかもしれない」とした上で、「勝負のときに備える蓄積の期間であり、手綱を絞り、瞬発力を養うのが得策」と語った。(ベリタ通信)(2006/09/25) 日本就労「魅力ない」 比の看護師、視線は英語圏 【マニラ新聞特約25日】比日経済連携協定(EPA)が2年半に及ぶ交渉の結果、ようやく調印されたが、その重要分野、「人の移動」で脚光を浴びた比人看護師・介護福祉士の日本就労は比国内でほとんど話題に上らない。その理由は、日本政府の看護師受け入れ枠が「2年間で400人」と小さい上、本格的就労には日本語による国家試験合格が義務付けられるという「狭き門」のため。日本は「魅力を欠き、閉ざされた市場」というイメージを強くしてしまった一面もある。6月の比看護師試験に合格したばかりの「卵」たちに、日本就労などについて意見を聞いた。(藤岡順吉)(2006/09/25) 日中・広報文化交流最前線 大学生の手づくり日中学生交流(1) 井出敬二(在中国日本大使館広報文化センター長)
本年の夏休みを利用して、日中の大学生どおしが自ら企画し、お互いに往き来して交流している。筆者も北京で、いくつかの交流を見る機会があったので、紹介したい。筆者が大学生時代を過ごした1970年代後半は、中国、韓国とこのような学生交流を自らの手で作ることなどとても考えられなかった。日本の学生チームの中に、中国人留学生も含まれている。これも以前は考えられなかったことである。(2006/09/24)
農と食 ウーロン茶から有機リン系殺虫剤 中国産ウーロン茶の葉から、基準値を超える残留農薬が相次いで検出されています。2006年8月9日、厚生労働省が発表したところによると、検出された残留農薬は有機リン系殺虫剤トリアゾホスで、大阪、神戸、広島の各検疫所でのモニタリング検査の結果、発見されたものです。(消費者リポート)(2006/09/23) 教皇、欧州の「再キリスト教化」を目指す マイケル・ウルシュ 【openDemocracy特約】ベネディクト教皇は、レーゲンスブルクでの9月12日の講演で発言を引用したことについて謝罪する必要が一体あったのか。ほとんどのコメンテーターはそう考えるようだ。カレン・アームストロングは9月18日付のガーディアン紙(「イスラムに対するこうした古い偏見を持ち続けることはできない」)(注)で、教皇は14世紀のビザンチンの皇帝を「限定もなく、明らかに同意するかたちで」引用したと主張した。パキスタンで暴動を起こした人たちが教皇の講演全文を読んだとは思わないが、カレン・アームストロングはそうしたと思いたい。(2006/09/23) 根津教諭の「君が代」拒否 判決を活かす行動を学校と教員が胸を張ってしていこう 日の丸・「君が代」違憲判決 入学式などで日の丸への起立と「君が代」斉唱を教職員に強要する、東京都教育委員会の通達は「思想の自由を侵害する」違憲との判決を東京地裁が下した。今春の卒業式で君が代起立を拒否して停職3ヶ月の懲戒処分を受けた根津公子教諭(鶴川二中)は、この判決をどのように受け止めただろうか。根津さんから寄せられた文章を紹介する。(ベリタ通信)(2006/09/23)
カトリック教徒3人の死刑執行で地元住民暴徒化 インドネシア・ポソ紛争めぐり 【じゃかるた新聞特約22日】インドネシア中部スラウェシ州ポソの住民紛争で中心的役割を果たしたカトリック教徒の死刑囚3人の死刑が22日未明、同州州都パル南部の村落で執行された。スハルト政権崩壊以降、マルクなど各地で続発した宗教紛争の法的決着としては初となる死刑執行がキリスト教徒となったことが波紋を呼び、ローマ法王ベネディクト16世が恩赦を要請するなどして何度も延期されてきたが、ユドヨノ政権は法順守を掲げ、執行に踏み切った。(2006/09/23) 日本漁船が海鳥を大量虐殺し絶滅の危機に 環境団体が豪州政府に国際討議を要請 【アデレード23日=木村哲郎】環境保護団体の国際人道協会(Humane Society International)オーストラリア支部は22日、日本のミナミマグロ漁船がアホウドリ(注)やウミツバメなどの海鳥を大量虐殺しているとし、10月に宮崎で行われるミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の会合で、ミナミマグロの国際割当量の大幅な削減に加え、海鳥の問題を提議するようにオーストラリアのハワード首相に文書で要請したと発表した。同協会「野生生物生息プラグラムマネージャー(WHPM)」のニコラ・ベイノンさんは、発表文の中で「このままの数で海鳥が殺されていけば、美しく雄大な海鳥が絶滅するのは時間の問題だ」と訴えている。(2006/09/23) 北朝鮮はどこへ <8>実利よりも威信重視 大国間の葛藤を活用したゲリラ外交で小国の国益追求
外交政策というものは、国家ごとにスタイルが決まっている。それぞれの国家が異なる歴史と文化、政治・経済・社会構造を持っているという事実は、各国家の外交政策の傾向、目的、戦略は異なるのが当然であることを意味している。北朝鮮も特殊な地理的環境、政治文化、そして歴史的経験から生まれる独自の戦略文化を持っており、その戦略文化に基づいた独特の外交スタイルを持っている。北朝鮮の核問題を巡る米朝間の緊張と葛藤を解消するための第一歩は、相手の戦略文化を理解する努力にあるのではないだろうか。(プレシアン特約)(2006/09/23)
笑う真犯人 検証・恵庭冤罪事件「13のナゾ」 第40回:新証拠――続・控訴審初公判 山口正紀(ジャーナリスト) 札幌高裁で開かれた控訴審初公判(2004年3月22日)は、約1時間に及ぶ弁護側「控訴趣意要約書」朗読に続き、検察側の「答弁書」朗読に移った。「答弁書」は、弁護側が前年8月19日に提出した「控訴趣意書」に検察側が反論したもので、同年10月22日に提出された。全文21ページ、弁護側「控訴趣意書」(120ページ)に比べ、6分の1という簡略な文書だ。(2006/09/23) 「労働・教育運動に生きて80年」槙枝元文自伝 <48>教員の超勤手当支給を求め文部省と攻防 教員という職業は多忙である。なかなか定時に帰宅できるものではない。テストの採点、あすの授業のための教材研究、さまざまな会議、クラブ活動の指導など、いくら時間があっても足りない。毎日夜7時、8時まで、いやもっと遅くまで残業に継ぐ残業だ。しかし、一般サラリーマンなら残業(超過勤務)手当が付くが、教員には全く付かなかった。これは何とかしなければならないと、私はかねがね思っていた。(2006/09/23) 沖縄密約 沖縄「密約」事件と国家犯罪 国賠訴訟と「西山陳述書」 池田龍夫(ジャーナリスト) 日米両政府は2006年5月1日、「在日米軍再編」最終報告書にサインした。米軍再編→日米軍事一体化が進行する現在、奇しくも沖縄返還時の密約問題がクローズアップされてきた。新事実が次々明るみに出てきている中で、「西山国賠訴訟」口頭弁論が1年半近く東京地裁で続けられ、2001年11月に大きなヤマ場を迎えようとしている。東京地裁に8月提出された「原告本人の陳述書」を精読したが、最新資料にまで目を通して密約問題を分析した記述に説得力があった。(2006/09/22) 安倍政権をどう見るか ふたたび日本を滅ぼすのか 針路誤る安倍自民党丸の船出 安原和雄(仏教経済塾) 自民党の新総裁選は06年9月20日行われ、安倍晋三氏が議員票、党員票共に全体の66%という高い得票率でポスト小泉の新総裁に選出された。安倍新総裁の常套句は「美しい国、日本をつくっていきたい」である。しかし「美しい国」という美辞麗句とは逆にその意図する方向に危険きわまりない国家主義―時代錯誤のナショナリズム―ともいえる臭いを感じる。有り体にいえば、「ふたたび日本を滅ぼすのか」という危惧の念を抑えきれない。安倍自民党丸はそもそも船出から針路を誤っているというほかない。(2006/09/22) 農と食 買うな!食べるな!アメリカ産牛肉 日消連、緊急アンケートと原料・原産地表示を求める署名運動 2006年7月21日、厚生労働、農林水産両省は、アメリカ産牛肉の輸入を再々開すると決定しました。6月24日から7月23日まで行なった日本政府の現地調査でも、35施設のうち15施設で違反が見つかりましたが、すべての施設からの輸出を認めました。日本消費者連盟は一貫して拙速な輸入再開をするべきでないと政府に訴え、8月まで行なわれた政府との意見交換会でも多くの消費者が輸入反対を主張しました。政府は、こうした声を無視し、輸入再開決定しました。(2006年9月7日消費者リポート)(2006/09/22) 仏で“家庭の味”教室が盛況 料理ができない現代人に大うけ 手軽な家庭料理を楽しみながら学ぶ教室がフランスで人気を博しているという。高級料理を教えるルノートルやリッツといった専門学校はあったものの、一般向けの料理教室はほとんど存在しなかった。フランスでは、女性の社会進出で母親から料理を習わなかった世代が増えている。家庭料理教室は、こうした世代向けの新ビジネスといえるが、ひとり暮らしが増えている現代社会の需要にもマッチしたようだ。(日刊ベリタ=木村嘉代子)(2006/09/22) 犯人自殺で動機は謎のまま 衝撃をもたらしたカナダの乱射事件
カナダ東部のモントリオールにあるドーソン・カレッジで今月13日に起きた乱射事件は、犯人が学生1人を殺害し、20人に重軽傷を負わせて自殺を図った。そのため犯行の動機は明らかになっていない。犯人が銃器マニアで社会や警察に不満を抱いていたとの報道があるが、安易な動機付けに疑問を呈する専門家もいる。カナダ社会は今、アメリカで1999年に起きたコロンバイン高校乱射事件と同様の事件が国内で起きたことに強い衝撃を受けている。(ベリタ通信=藤田順子)(2006/09/22)
タイでのクーデターも「ビジネスは通常通り」とマレーシア人、首相の家族はシンガポールに避難 【クアラルンプール21日=和田等】19日に軍によるクーデターがタイで発生したことを受けマレーシアのアブドラ首相は20日、国民に当面タイを訪問しないよう忠告するとともに、どうしてもタイ訪問の予定を延期できない場合は状況をよく見極めるよう勧告した。しかし、マレーシアに投資している企業関係者は楽観的な見通しを示している。一方、タクシン首相の家族は飛行機でシンガポールに避難した。(2006/09/21) 和平合意でも戦力は維持 比のMILF交渉団長が明言 【マニラ新聞特約21日】フィリピン政府とイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)の和平交渉で、MILFのイクバル交渉団長は19日、ミンダナオ地方マギンダナオ州内のMILF拠点でマニラ新聞の単独取材に応じ、「MILF戦闘員が国軍に統合されることはない」と言明、和平合意後も兵力を保持する考えを明らかにした。MILF領域の「独立性」維持には軍事力の後ろ盾が不可欠、とのMILF基本方針を反映した発言とみられる。(2006/09/21) 南部を北進基地にするスーダン分割戦略を米国が構想:エジプト誌 【東京21日=齊藤力二朗】スーダンのダルフール紛争は西側メディアでは人道問題として報道されているが、スーダン自身の声がほとんど伝わってこない。米国が国際部隊の派遣などの武力介入に異常に熱心なことから、実際は人道問題でないことはアフガニスタンやイラクでの戦争で明らかだ。18日付のエジプトの週刊誌、エル・オスボーは米国の長期戦略を報じた。(2006/09/21) イラン核問題 保守系各紙は西側挑発、改革・穏健派は対話主張 イラン各紙に見る最近の論調 テヘラン市街が動き出す午前6時、街角のキオスクが店を開く。店の脇には、すでに暗いうちに配達されていたその日の朝刊の束が、10個ほど山積みにされている。「一番売れるのはハムシャフリー、うちでは500部仕入れるよ。次はジャーメジャム、それにシャルグがそれぞれ150部。俺かい? 俺はスポーツ新聞しか読まないけどね」キオスクの販売員はそう答えながら、新聞の束を手際よく店先に並べてゆく。数えてみると、普通紙、スポーツ紙合わせて、ざっと60紙は下らない。各州に無数の地方紙があることを考えれば、この国の新聞の数は相当なものである。(大村一朗)(2006/09/21) 平和な島・沖縄の実現めざし知事選勝利を不動に 糸数野党統一候補に出馬断念の山内氏が期待 11月の沖縄知事選で、糸数慶子参議院議員(58)が野党6党の統一候補として出馬することがほぼ確実となった。与党側は仲井真弘多前県商工会議所連合会長(67)がすでに立候補を表明している。糸数氏は22日にも正式に出馬表明する見込みだが、これに先立ち18日、共産党や労組などの支持を受けた野党有力候補とされてきた山内徳信元県出納長(71)が出馬断念を表明した。山内氏は会見で、「沖縄を戦争ではなく平和な島、県民が安心と希望のもてる県にするため、知事選の勝利を不動のものにしたい」と糸数氏に期待する声明文を読み上げた。(ベリタ通信)(2006/09/20) タイ南部ハジャイの爆弾テロで76人死傷 観光業に大打撃 【クアラルンプール19日=和田等】マレーシアと国境を接するタイ南部のナラティワート県、ヤラー県、パタニ県の3県では2004年以降これまでに、分離独立を掲げるイスラム武装組織による爆弾テロや銃撃などにより1400人以上の死者が出ているが、その余波がさらに北のソンクラー県ハジャイにも拡大。週末の16日に同地で起こった一連の爆弾テロ事件では、地元の学校で教えていたカナダ人教師1人を含む4人が死亡したほか、同地を訪問していた外国人14人(マレーシア人6人、英国人3人、シンガポール人3人、インド人と米国人各1人)を含む少なくとも72人が負傷した。(2006/09/20) 橋本勝21世紀風刺画日記 第14回:ブッシュのイメージチェンジ作戦
中東がだめなら、中南米があるさというわけで、米国の裏庭であるラテンアメリカで「米国を愛して!作戦」に乗り出した。なにしろベネズエラ、ブラジル、ボリビアと次々生まれる左派政権、おまけにキューバのカストロ政権は長年にわたる宿敵と、米国にとって中南米は緊急の課題。そこでブッシュ米大統領は、キューバのハバナで開催の非同盟会議に極秘に潜入をはかる。あのテロリストにあらず伝説のゲリラ戦士、ゲバラのTシャツを着たブッシュの、チャベスもカストロも仰天のイメージチェンジ作成!!うまくいったらおなぐさみ。(橋本勝)(2006/09/19)
二極化社会を問う くらしの動脈が寸断される過疎地の村 民営化で進む郵便業務切り捨て 東京・檜原村から 〈栗原 康〉
「なぜ檜原村なのか?なぜ沢山ある郵便局の中で、この村が対象になったのか?」。穏やかな口調で、しかし怒りを滲ませながらこう語ったのは、東京都・檜原村議の丸山美子さんである。今年6月28日、郵政公社は来年実施される郵政民営化にむけて、「郵便局再編計画」を発表した。この計画では、収益性の低い地方郵便局において、郵便物の収集・配達、貯金・保険の集金などの外務業務を廃止し、窓口のみにすることが明らかにされた。全国で1048局、東京では青ヶ島、御蔵島、利島、小笠原島、檜原村の5局が対象となった。7月末、わたしたち「郵政民営化を監視するネットワーク」のメンバーは、この檜原村で再編計画に反対する住民署名が集められていることを知り、当地へ現地取材に訪れた。(2006/09/19)
カジノ場を徘徊する子どもが増加 米ラスベガス、モニター監視も多忙に 米ネバダ州ラスベガスは、スロットマシーンやポーカーなど様々なギャンブルが楽しめる歓楽都市。かつては大人専用の遊び場だったが、1990年代から家族でも楽しめるような街づくりが行われ、夏のバカンスシーズンには、家族でのラスベガス旅行も珍しいものではなくなった。しかし、この影響で、子どもたちが、本来立ち入り禁止のカジノの中を徘徊したりするケースが多くなり、カジノ側もかなり神経を使わざるを得なくなっている。(ベリタ通信=江田信一郎)(2006/09/19) ヒズボッラーによる自国兵拉致を事前察知 イスラエルは放置 1400名を越える犠牲者を出したイスラエルによるレバノン侵攻作戦。本当の目的はヒズボッラー潰しであったが、名目上はヒズボッラーによって拉致されたイスラエル兵2人の奪還が目的とされた。ところが、太平洋戦争直前に日本の暗号伝聞を解読していた米軍が日本軍の真珠湾攻撃計画情報を事前に掴んでいながら、米国世論を対日戦争へと煽るために握り潰したように、この情報をイスラエルの諜報機関が事前に掴んでいながら放置した。18日付イスラエル紙、ハアレツがスクープし、アラブ各紙が一斉に報じた。(齊藤力二朗)(2006/09/19) 天才少年が米プリンストン大博士課程へ 将来は数学の教授に 天才や神童と呼ばれる者たちが、どの程度の率で出現するのかは不明だが、米フロリダ州のアリー・イスラエル君(18)も、その天才と呼ばれる一人だ。子どものころは学校へは行かず、自宅学習で数学で卓越した能力を発揮した。8月にはフロリダ州にある大学で修士号を取得し、9月には、米ニュージャージー州の名門私大プリンストン大学の博士課程に進学する。近い将来、同大の数学の教授になるだろうともいわれている。(ベリタ通信=苅田保)(2006/09/19) ヒズボッラー党首は北朝鮮のエージェント?仏誌が空想的記事 仏紙ルモンドが買収した諜報問題の専門誌「インテリジェンス・オンライン」が、イスラエルとの戦争で善戦したレバノンのシーア派勢力ヒズボッラーのナスルッラー党首が北朝鮮のエージェントであったと報道。12日付の仏誌、ボルテール(フランス語、アラビア語版)が「空想記事だ」と激しく反論した。(齊藤力二朗)(2006/09/19) 警官だと思わなかった? NFLプロ選手が非番警官に撃たれる 米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のサンディエゴ・チャージャーズのスティーブ・フォーレイ選手(30)が3日未明、車を蛇行運転中、非番警官の制止を拒否したため、銃弾を浴びた。深夜で警官が私服であったことなどから、フォーレイ選手が警官とは信じなかったようだ。同選手は直ちに病院に搬送され手術を受けた。どの程度の負傷かのは不明だが、今シーズンの試合出場は不能となった。(ベリタ通信=江田信一郎)(2006/09/19) 根津教諭の「君が代」拒否 「君が代」起立の教育的意義とは何か 都教委の再発防止研修での質疑 卒業式などでの「君が代」拒否で東京都教育委員から懲戒処分を受けた教員らは、再発防止のための研修を受けさせられる。そのひとりの根津公子教諭(鶴川二中)は、3ヶ月の停職処分が終了し教壇に立ったあとも、研修に通っている。9月15日に行なわれた研修についての同教諭の報告は、「君が代」に起立することの教育的意義とは何か、校長がそれを教員に命令することは「正当な職務命令」と言えるのかなどをめぐり、都教委の説諭・服務指導講師と受講者とのあいだの見解の相違を明らかにする。(ベリタ通信)(2006/09/18) マレーシア、米のカジノ事業者が激しい綱引き シンガポールと英国で 【クアラルンプール18日=和田等】年末にも発表されるシンガポールのセントーサ島で実施されるカジノを中心とした総合リゾート開発をめぐる動きが白熱化している。このプロジェクトに入札しているマレーシアのゲンティン・インターナショナルと米国のカジノ最大手ハラーズ・エンターテインメントが、カジノ会社ロンドン・クラブスの支配権確立をめぐり、英国でも激しいつばぜり合いを繰り広げているのがその一例だ。(2006/09/18) イラクで抵抗勢力が一斉攻撃 米兵12人を殺害 イラクのバグダード近郊で抵抗勢力が、厳重な警戒と検問態勢を突破し、大攻勢に出て、少なくとも米兵12人を殺害した。17日付のイスラム・メモが特報した。(斎藤力二朗)(2006/09/18) 一人芝居「天の魚」の14年ぶり再演に拍手喝采 水俣・和光大学展スタート
水俣病公式確認から50年の節目に、この不治の病を生み出した「近代化とは何か」を多様な視点から問い直す水俣・和光大学展が、9月15日から東京・町田の同大学で大学とNPO水俣フォーラムとの共催で始まった。24日までの10日間開催される。今回の目玉は、1992年に砂田明が亡くなって以来公演されていない一人芝居「天の魚」の再演。砂田を師と仰ぐ川島宏知がその復活に挑み、来場者の拍手喝采をあびた。(加藤宣子)(2006/09/17)
連載《百姓たちのアジア》 自主学校を作り、賃金不払いに抗議し−、 出稼ぎ農民の権利を掲げて活動する中国の若い世代
北京郊外の町で、その若者はギターを抱えて歌ってくれた。北京に出稼ぎに来た農民が故郷を想う心を歌ったものだという。よく伸びる声が、夕暮れの町に流れ、心にしみた。アーティストでもある彼は、学校に行けない出稼ぎ者の子どもたちのための学校運営をはじめ、都市で働く出稼ぎ農民の権利を守る活動をしているNGO「工友の家」(Spiritual Home of Rural Migrants)の代表でもある。彼の名は孫恒(スン・ホン)、31歳。現代中国が抱える矛盾の最先端で活動する彼のおだやかな語り口は、中国に新しい世代が出現していることを教えてくれた。(大野和興)(2006/09/16)
解雇撤回と職場復帰をめざし粘り強い大衆闘争を継続 鉄建公団訴訟判決1周年集会
「国鉄労働者1047名の人権回復を!怒りをひとつに 鉄建公団訴訟判決1周年 9・15中央集会」が15日、都内で開催された。この日のために北海道・九州から始まったサイクル・キャラバンに参加した国労組合員たちも東京・新橋の鉄建公団(*)前に午後5時にゴールインし、集会に駆けつけた。会場は主催発表で920名の参加者で埋め尽くされ、参加者らは解雇撤回と職場復帰を求めて粘り強い大衆闘争いを続けていく必要性を訴えた。(ベリタ通信)(2006/09/16)
時事英語一口メモ 【12】固定されていない大砲 イマニュエル・ウォーラーステインによると、中東でのそれはイランでもイラクでもなく、イスラエルでも米国でもない。それはパキスタンであるという。それとは loose cannonのことである。(鳥居英晴) (2006/09/16) 日中・広報文化交流最前線 日中関係とマスコミの役割で討論会 井出敬二(在中国日本大使館広報文化センター長)
8月12日、土曜日を丸一日使って、北京の中日環境保護センターで日中ジャーナリスト達が集まる会議(日中ニュースメディア研究会)が開催され、筆者も参加した。日中双方において、双方の国民の相手国に対する感情が悪化しているが、「その責任の一端はマスコミにある」という見方がお互いに広まっているようである。中国側にすると、「日本のマスコミの報道が悪いので、日本人の対中観が悪化しているのだ」という見方である。(2006/09/16)
ダマスカスの米大使館襲撃は米国が黒幕 シリア政府高官が断言 【東京16日=齊藤力二朗】ダマスカスの米国大使館襲撃事件は、米国の発表とシリア政府との発表に重大な矛盾が表面化し、真相への疑念が深まる一方だが、13日付のオール・ヘッドライン・ニューズによると、事件の黒幕は百パーセント米国であると、シリア政府高官が断言したと言う。(2006/09/16) 中東 バグダッドを堀と鉄条網で要塞化 武装分子の流入監視のためイラク政府が計画 【東京16日=齊藤力二朗】3万人以上の米占領軍兵士とイラク傀儡兵による警備にもかかわらず、治安が悪化する一方の「平安の都」バグダッドを守るため、イラク政府は首都の周囲に堀を掘り、市全体を要塞化することになった。武装分子の流入阻止のためとされる。15日付のミドル・イースト・オンラインが報じた。(2006/09/16) 笑う真犯人 検証・恵庭冤罪事件「13のナゾ」 第39回:控訴審初公判――控訴趣意書 山口正紀(ジャーナリスト) 2004年3月22日午前10時30分、札幌高裁5号法廷は、張り詰めた空気に包まれていた。いよいよ控訴審が始まる。初公判には、「今度こそ公正な裁判を」と東京、大阪などから10数人の支援者が駆けつけた。傍聴券抽選には約130人の希望者が並んだ。抽選でいつも「勝率」の低い私は今回も「ハズレ」だったが、地元支援者に傍聴券を譲ってもらい、法廷に入った。初めて見る長島孝太郎裁判長の印象は、その経歴・評判などから予想していたイメージとあまり違わなかった。(2006/09/16) 「労働・教育運動に生きて80年」槙枝元文自伝 <47>賃金闘争ストで逮捕される 私は1966年10月21日の「宿日直廃止、超勤手当要求」を含む賃金闘争で半日休暇闘争(スト)を指導したとして地方公務員法違反の疑いで逮捕された。10月21日当日、半日休暇または始業から2時間の授業カットを実施した県は高教組単独の2県を含めて23県に上った。このほか早朝1時間の授業カット、午後3時授業打ち切りを行った県が8県あった。これは日教組の賃金闘争で初めての大規模な実力行使であり、勤評闘争で受けた痛手を回復し、闘争力の健在ぶりを示すものとなった。(2006/09/16) 北朝鮮はどこへ <7>党の相対的な弱体化、軍・内閣の地位向上 金正日時代の指導体制 北朝鮮の政治体制は、党─国家体制という性格を持っている。北朝鮮憲法11条は、国家機関に対する党の指導を明らかにしており、党規約46条は、人民軍に対する党の指導を明文化している。かつて北朝鮮は、実際に党の中央委員会と中央人民委員会を通じて、党の指導を体系的に行っていた。システムとしての党の指導を通じて、国家機関と人民軍を統制していたのだ。しかし金正日時代に入り、党の指導の核心となってきた党中央委員会が、ここ10年以上の間機能していない。(プレシアン特約)(2006/09/15) 国際社会はもはや言い逃れはできない ダルフール危機に直ちに行動を デビット・メファム 【openDemocracy特約】国連創設の60周年の2005年9月に開かれた国連総会首脳会合で、世界の指導者は国際的な「保護する責任」を承認した。それは、一般市民が戦争犯罪やジェノサイドに直面し、そこの政府自身がそうした行為を実行したり、止められない場合、そうした市民を守るために行動することを義務付けている。スーダン西部のダルフールでの危機が続き、国際的な対応が恐ろしく不十分なことで、この約束がまがい物になっている。ダルフールについて、国連の廊下や国際的な外交官の間で話し合いはされているが、具体的な行動になっていない。国際社会はダルフールが炎上しているのに、言い逃れを続けている。(2006/09/15) 「アラブ共同原子力開発計画」を呼び掛け 湾岸協力会議事務局長 【東京14日=斎藤力二朗】ペルシャ湾岸諸国の為政者たちは「米国に従属することで地位を保っている」とも言われるが、遠く離れ様々な経済関係を非公式に結んでいるイスラエルよりも、対岸のイランの脅威を切実に受け止めている。イランの核開発に対して、湾岸諸国の取りまとめ役の湾岸協力会議(GCC)の事務局長が「アラブの原子力共同開発計画」を呼び掛けたと11日付のアラブ首長国連邦のアル・バヤーン紙が報じた。(2006/09/14) ODAで武器を送り始めた日本 〈高橋清貴〉 日本のODA(政府開発援助)の内容が大きく変質してきている。人道あるいは貧困撲滅といった視点が薄れ、全面に国益・経済益が出てきているのだ。それに加え安全保障、つまり軍事とのリンクが叫ばれている。イラクへの自衛隊派遣はその先駆けだった。そしてこの夏には、インドネシア政府にマラッカ海峡に出没する「海賊対策」を名目として巡視船艇三隻を政府開発援助(ODA)によって供与することが閣議決定された。ODAによる「武器輸出」が公然と始まったのだ。きな臭さを増す日本のODA政策に異議を申し立てる日本国際ボランティアセンター(JVC)をはじめとするNGOの取り組みを紹介する。(2006/09/14) トヨタイズムの裏側で労組つぶし フィリピントヨタ労組の闘いに世界から支援の輪
「トヨタイズム」や「カンバン方式」をモデルに世界の産業界を席巻してきたトヨタ自動車。年間1兆円を超える営業利益を誇り、経団連のポストをはじめ広告業界を通じたメディアへの支配力も含め、その影響力はとどまるところを知らない。そのトヨタ本社に今年8月、フィリピントヨタ労組のエド・クベロ委員長が、解雇された233名の組合員の復帰と補償を求めて交渉に訪れた。今回の訪日で明らかになったのは、超優良企業とは名ばかりのトヨタ自動車の門前払いに等しい慇懃無礼な対応であった。なぜトヨタはフィリピンに進出し、現地で何を行ってきたのか。労組つぶしだけではなく、フィリピン政府を手玉に取るトヨタの地域支配の実態までクベロ委員長に余すことなく語っていただいた。(「労働情報」特約)(2006/09/14)
実績残し始めたファアトレードの試み グローバル化による生活破壊への代替案 グローバル化の恩恵を受けている最たるものは恐らく貿易であろう。また、グローバル化によってこれほどはっきりと勝ち組と負け組に色分けされた分野も他には見当たらない。勝ち組が「自由貿易」を掲げて多国間や特に二国間貿易協定を推し進めながら補助金・貿易障壁を都合よく利用してもうけている一方で、国の政策に見放され救済措置にもあずかれない人々は、仕事を失うだけでなく生活も破壊されている。そんな状況を少しでも改善しようと市民の熱意から生まれたフェアトレードという試みが、徐々に世界で広がり実績を残し始めている。(ニュー・インターナショナリスト=バネッサ・ベアード)(2006/09/14) 死からの生還は実現するのか? 米国の人体冷凍ビジネスを豪報道番組が特集 【アデレード13日=木村哲郎】医療技術の発達により人の寿命は確実に伸びており、DNA解析で老化を防ぐことも夢ではなくなってきている。死は避けられないにしても、旧約聖書の聖人たちのように数百年も生き続けることは将来、可能になるかもしれない。しかし今日、明日にでも死ぬことになる重病患者や老人たちはどうなのだろうか。 オーストラリアの人気報道番組、民放9チャンネルの60ミニッツ(オーストラリア版)が、死からの生還をビジネスとしている米国業者の実態を伝えた。(2006/09/13) 重大な欠陥抱えたJRの「企業風土」 尼崎事故で辞任した幹部が続々と天下り 安田浩一(ジャーナリスト)
「どんなに頭を下げられても信用できない」。JR宝塚線脱線事故で肉親を失った遺族のJRに対する抜きがたい不信感はどこからくるのか。事故当時に引責辞任したはずのJR西日本の経営幹部が7月、一斉に子会社の社長に天下りした。被害者の補償問題も未解決のまま実行されていた。過密ダイヤの生みの親で、JR西日本の「天皇」と呼ばれた井出正敬前相談役も子会社の顧問に就任した。遺族から井出氏の責任を問われたJR西日本は「すでに会社を辞めた人間ですから」とはぐらかしていた矢先の人事だった。こうしたJRの利益優先の無責任体質は、保線作業の民営化と子会社への丸投げによる線路破断が後を絶たないことにも現れている。安全が軽視され、事故への無関心が「企業風土」となってしまったJRの実態を現場から報告する。(「労働情報」特約)(2006/09/13)
「9.11のペテンを暴く時が来た」、ベストセラー『恐るべき詐欺師』のメイサン氏 【東京13日=齊藤力二朗】9.11同時多発テロ事件は「世界的な大ペテン」だと主張するフランス人ジャーナリストによる著作が、複数の言語に翻訳され世界に大きな波紋を巻き起こした。著書『恐るべき詐欺師』を発表し、徹底した実証主義に基づく執筆で知られているティエリ・メイサン(フランス語、英語など8ヶ国語で発行するフランスの雑誌、レッゾー・ヴォルテール編集長)との独占インタビューを、エジプトの高級紙アル・アハラームが掲載した。(2006/09/13) 長期給料未払いに抗議し大規模デモ パレスチナの公務員 【エルサレム11日=桐島けい】6ヶ月以上にわたる給与未払いに抗議、パレスチナ自治政府の公務員らによる大規模なストライキが続いている。すでに10日間にわたってガザ地区とヨルダン川西岸地区の大半の学校が休校となり、医療機関も救急患者対応を除き休診、パレスチナ警察もデモに参加するなど抗議活動は拡大している。「イスラム原理主義組織ハマスとライバルの旧主流派ファタハの抗争が原因」との見方も出ているが、ストライキ主催者はその見方に反発、「これは政治問題ではない。給料未払いで生活が成り立たない。米欧など国際社会は経済制裁を即刻停止するよう求める」と訴えている。(2006/09/12) マハティール前首相、代議員選挙で落選 「マハティール時代」の終焉か 【クアラルンプール12日=和田等】11月に開催されるマレーシア与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)党大会で現政権に対する不平をぶちまけようと狙っていたマハティール前首相が、9日に開催されたケダ州クバンパス地区の大会で代議員選出選挙に敗れ、党大会に出席する資格を得られないという「番狂わせ」の事態が起こった。地元各紙が報じた。(2006/09/12) 「荒廃と破壊が待つ」と今後の中東に悲観的 アルジャジーラのアンケート結果 今後の中東情勢の見通しについてアルジャジーラはこのほど、イラン核開発など6項目のアンケート調査を実施した。回答者は今後の中東情勢の見通しに総じて悲観的で、大半が新しい中東に荒廃と破壊が待っていることを挙げた。アンケート結果は次の通り。(斎藤力二郎)(2006/09/12) アルカイダの米国人がいた街 父親は10年間没交渉と語る 米カリフォルニア州ロサンゼルスとサンディエゴの中間辺りに小都市ムリエタ(人口9万)がある。ロスからだと車で渋滞がなければ1時間半で着く。小高い山に囲まれた、この静かな街が、世界的なニュースの仲間入りするとは住民たちも最近まで考えていなかった。9月2日に国際テロ組織アルカイダの最高幹部がイスラム系のウエブサイトに登場し、米国人にイスラム教への改宗を呼びかけたが、その際一緒に登場した米国人のアダム・ガダーン容疑者(28)は、このムリエタの住民だった。この二カ月前に自転車ロードレースのツール・ド・フランスで総合優勝したものの、その後ドーピング(薬物使用)フロイド・ランディス氏(30)もムリエタに自宅があった。共通しているのは、二つともあまり歓迎される話ではないことだ。(ベリタ通信=江田信一郎)(2006/09/11) 橋本勝21世紀風刺画日記 第13回:ブッシュはデモクラシーのファシストである
偉大なる使命を神からあたえられし聖なる戦士▼史上最強の帝国、米国のリーダー、その名をジョージ・W・ブッシュ▼まるで安っぽいハリウッド製アクションドラマみたいに▼世界を善と悪に二分化し、邪悪なるモノを打ち倒す善なる戦い▼「ナチ!」「アカ!」「テロ!」という▼自由と民主主義をおびやかす全体主義の魔手から▼全人類を守らんとする十字軍の戦士▼右派キリスト教というカルトの狂信者ブッシュの戦いは始まったばかりだ▼たとえ世界が廃墟になろうと、死体の山が築かれようと▼民主主義を全人類にもたらすためには▼大量破壊兵器だって使うし、拷問だってしてみせる▼聖なる戦士ブッシュに神の祝福を!!(橋本勝)(2006/09/11)
ネパール情勢 【IPSコラム】武装解除へ国際的圧力増す ネパールのマオイスト クンダ・ディシット 【IPSコラムニスト・サービス=ベリタ通信】ネパールのシャクナゲ革命が専制的なギャネンドラ国王に議会を回復させ、権力を議会政党の連合に引き渡させてから5ヶ月がたつ。それ以来、議会は、暴力や流血を伴うことなく、国家構造の最も劇的な変革のひとつを実現させた。237年の歴史を持つ王制からすべての権力を奪った。国王はもはや国軍に対する支配権を持たない。王の継承は議会の国務委員会で決定される。女性の継承も認められる。国王は税金を支払わなくてはならない。(2006/09/11) 農と食 コメがあぶない【7】 下がる生産者米価、増える農民の借金 世界一のコメ輸出国タイの現実
前回は日本と同じ食料輸入国韓国についてみた。今回は世界有数の食料輸出国タイで何が起きているかをみることにする。そこでみることが出来るのは、輸出が増えれば増えるほど農民が困窮するという逆立ちした事態である。タイはさまざまな農産物を輸出しているが、なかでもコメは世界最大の輸出国である。そしてここでも<輸出増−米価の低落−農民の借金増>という悪循環が起こっている。(大野和興)(2006/09/11)
日中・広報文化交流最前線 改革開放の拠点・広東省の今と昔 井出敬二(在中国日本大使館広報文化センター長)
広東省仏山市南海区は、清朝末期の改革運動の康有為(1858〜1927)の出身地である。筆者は、9月初め、南海区にある康有為記念館を訪問し、彼の業績が如何に故郷で記念されているかを見聞することができた。記念館の展示では、康有為が日本の明治維新等を紹介する『日本変政考』や『日本書目志』等を著したことが紹介されていた。康有為はフランス、ロシアなどの政治事情についても著しているが、『日本変政考』は最も重要な著作とされる。(2006/09/10)
時事英語一口メモ 【11】インテリジェンスとは何か 外務省のラスプーチン、佐藤優氏の一連の著作や手嶋龍一氏の小説「ウルトラ・ダラー」で、インテリジェンス(intelligence)という言葉がbuzzword(流行語)になっている。安倍政権では、首相直轄の「対外情報機関」を創設して政府のインテリジェンス機能の強化するという。産経新聞は8月24日、次ぎのように報じている。 (鳥居英晴) (2006/09/09) 日本企業が受注した焼却炉建設契約を破棄か マレーシアで日本離れが進行? 【クアラルンプール9日=和田等】荏原製作所がマレーシアで契約を受注した総工費14億5000万リンギット(約450億円)相当の焼却炉建設プロジェクトをめぐって、同国と日本の関係がギクシャクしかねない雲行きになっている。マレーシア政府がプロジェクトの破棄、もしくは規模の縮小に乗り出そうとしているためだ。在マレーシア日本大使館はこのほど、プロジェクトが中止されるなら重大な結果をもたらすことになるだろうという異例の警告書をマレーシア政府に送付した。(2006/09/09) 「労働・教育運動に生きて80年」槙枝元文自伝 (46)戦前の遺物、宿日直廃止に全力投球 1964年2月、広島県福山市の学校で日直中の女性教員が暴漢に襲われるという事件があり、これをきっかけに教員の宿日直問題が社会的にクローズアップされた。宿日直は教員の生活にも大きな負担になっており、当時、埼玉県教組が調査したところ、教員の3割が1ヵ月に4〜8回も宿直していた。教員になって3年経つ千葉の青年教師は3日に一度、宿日直をしており、「3年のうち1年は学校に寝泊りしている状態」だった。(2006/09/09) 笑う真犯人 検証・恵庭冤罪事件「13のナゾ」 第38回:私は無実です――Oさんの訴え 山口正紀(ジャーナリスト) 2004年3月21日午後、札幌市で開かれた支援集会「恵庭裁判を考える――控訴審無罪判決をめざして」の報告を続ける。恵庭事件弁護団には一審判決後、新たに東京から4人の弁護士が加わった。そのきっかけになったのは、一審判決から半年後の2003年9月11日、日弁連刑事弁護センターが東京(弁護士会館)で開いたシンポジウム「状況証拠と冤罪」。恵庭弁護団の伊東秀子弁護士が「冤罪・恵庭OL殺人事件―― 一審判決に見る誤判の構造」と題して特別報告した。(2006/09/09) インドネシアがハンバリ容疑者との面会要求 米の国外秘密収容所問題で 【じゃかるた新聞特約9日】ブッシュ米大統領が9月6日、インドネシア人のハンバリ容疑者を含む国際テロ組織アルカイダの重要容疑者ら14人を極秘に拘束していた中央情報局(CIA)の国外秘密収容所の存在を初めて認め、キューバのグアンタナモ米軍基地へ移送したと明らかにしたことを受け、インドネシア政府は8日、ハンバリ容疑者との面会を改めて要求した。(2006/09/09) 子供への「節度ある体罰」に反対広がる英国 国会議員の支持で法改正に前進 英国で、家庭内における一切の体罰を禁止する法改正の動きが進んでいる。子どもの人権に対する意識が世界中で高まる中、体罰を容認する英国の伝統も見直しを迫られるようになった。法改正運動に取り組んでいる英国の団体、「子供は叩かれるべきではない!同盟」(CAU)の活動を報告する。CAUは、子供に体罰をしてもいいという英国の「悪しき」伝統文化を改め、教育および子供の保護の基本の見直しを求めている。(べりタ通信=木村嘉代子)(2006/09/08) 国際金属労連が12日に各国で反トヨタ行動 日本大使館前に集結へ フィリピンでの不当解雇撤回要求 【東京8日=広井孝明】トヨタ自動車フィリピン(トヨタ・フィリピン)における労働者解雇事件を不当解雇として支援を行っている日本の関係者によると、国際金属労連(IMF)の呼び掛けを受け、オーストラリアからからウクライナにいたるまでの各国の労働者が、トヨタ・フィリピンの労働者を支援するため9月12日に世界行動を起こす。行動は日本政府の責任も追及、各国の日本大使館前で行われるもようだ。(2006/09/08) テロの傷跡もなお残るダバブ 相次ぎ標的となるシナイ半島観光地
アラビア語で「黄金」を意味するエジプトシナイ半島南部の小さな町ダハブ。ほのぼのとした個人経営の小売店が立ち並び、透き通った海と色とりどりの珊瑚礁に囲まれる小さなこの町は、外国人ダイバーに最も人気のあるスポットのひとつ。5つ星ホテルが立ち並ぶシャルム・エルシェイクに比べ物価もそれほど高くないこの町は、外国人学生やエジプト人が長期滞在することでも有名だ。そんな「庶民のダハブ」が連続爆破テロに襲われたのは今年4月24日現地時間19時15分。死者23人、けが人80人以上を出したこの惨事から4カ月あまり経過したダハブを訪れた。人々は明るい笑顔を見せていたが、テロの傷あとも残っていた。(ダハブ=吉田智賀子)(2006/09/07)
中東 「イランは米国やイスラエルより危険」 イラクのシーア派高位聖職者: 【東京7日=斎藤力二朗】西側メディアではまず報じられることはないが、イラクには米国主導の占領に反対するだけでなく、イランによる露骨な内政干渉に反対するシーア派聖職者が多数おり、時折イランに対する抗議デモなどが行われている。このたびその一人がイラン及びイランの息のかかったシーア派聖職者たちを痛烈に非難したと6日付のネット紙クドゥス・プレスが報じた。(2006/09/07) 黒人の子どもは後部席に 人種隔離の再現と保護者が反発 米南部のルイジアナ州で、スクールバスの女性の白人運転手が、バスに乗ってきたアフリカ系米国人(黒人)の子どもたちに対し、後部座席に座るように差別的な行動を取っていた。子どもたちからの苦情で、保護者が学校当局に善処を申し入れたが、当初学校側の反応は鈍かった。しかし、地元紙がこの事実を報道した結果、学校当局は、この運転手を休職処分にした。親たちは、約半世紀も前に、米国社会に広がっていた人種隔離の悪夢を思い出せるものとして憂慮している。(ベリタ通信=苅田保)(2006/09/07) JR尼崎脱線事故の教訓はどこへ 労使そろって欠けている安全への感性 安田浩一(ジャーナリスト)
JR尼崎線の事故で107名の犠牲者を出したJR西日本は、経営陣の謝罪の言葉にあったように生まれ変わったのか?「『利益よりも安全』を訴えてきた一部の社員に対し、管理者が『体質を変えろ』と高圧的に迫る光景は、ブラックジョークそのもの」と言わせる状況が続いているという。責任を取って辞任したJR西日本の役員は、今夏、子会社や関連会社の社長となって復活を遂げた。これをモラルハザードと言わずして何と表現するのだろうか。労使の癒着と風通しの悪い職場環境を作り出す企業風土は、今や社会現象となって久しい。そうした中で9月15日、国労組合員1047名への不当労働行為を認めた東京地裁判決から1年を迎える。20年にわたって不当解雇の撤回を求めた闘いは続いている。国鉄分割民営化の狙いが何であったのか、労働現場からのルポが生々しく伝えている。(「労働情報」特約)(2006/09/07)
北朝鮮はどこへ <6>北朝鮮の核能力は果たしてどの程度なのか? 核兵器を実質的に保有の可能性 北朝鮮が核兵器保有を公式に宣言してから1年が経ち、寧辺の核施設に対する国際原子力機関(IAEA)の査察が腰砕けに終わってから3年が過ぎた。しかし昨年の9・19共同声明以後、北朝鮮核問題の平和的解決のための6者協議は相変らず足踏み状態のままである。北朝鮮は、今この瞬間にも国際的制裁をまったく受けることなく、寧辺の5MW黒鉛炉を100%運転し、1年間で核兵器1基分のプルトニウムを生産している。この記事では、北朝鮮の核開発能力、すなわちプルトニウム保有量はいくらなのか、核爆弾製造に必要な起爆装置開発に成功したのか、核弾頭のミサイル装着可否など北朝鮮の核開発能力と開発計画の検証、および廃棄することの重要性について、関連する資料に基づいた筆者の分析を整理してみたい。(プレシアン特約)(2006/09/07) 森林火災で200人逮捕 インドネシア国家警察 一方で大資本の山焼きは放置 【じゃかるた新聞特約7日】近隣諸国から非難されている煙害の原因である森林火災に関し、インドネシア国家警察のスタント長官は7日までに、今年の乾期を中心とする過去8カ月の間に、森林火災に関与した逮捕者は、スマトラとカリマンタンで合わせて200人に上ると発表した。しかし、非政府組織(NGO)「インドネシア環境フォーラム」(ワルヒ)が指摘している大資本のプランテーションが行っている野焼きの捜査について、ほとんど成果を上げていない。(2006/09/07) 苦戦続く香港ディズニーランド 無料入場券で客数水増しも? 【香港6日=富柏村】9月12日に開園1周年を迎える香港ディズニーランド。「中国で初のディズニーランド開園」と開園前の盛り上がりに比べ、開園後は敷地の狭さと施設の貧弱ぶり、入場者のマナーの悪さ、混雑時の入場制限などマイナスイメージがつきまとった。香港ディズニーランド側はその悪いイメージの払拭に懸命になったが、十分な成果を上げられないまま1年を迎えた。(2006/09/06) カーバ神殿の礼拝で保守派が「男女別」案 女性団体は強く反発 【東京6日=斎藤力二朗】イスラム教では公の場で礼拝する場合男女が別れて行うことが多いが、全世界のイスラム教徒(ムスリム)がその方向に向かって礼拝するカアバ神殿が中心にある聖地メッカのハラーム・大モスクでは男女が入り混じって礼拝している。だが、サウジアラビアの宗教当局はカアバの周囲の広場での女性の礼拝に規制を設けようとしている。これに対し、女性活動家たちが反撃している。(2006/09/06) ムシャラフ政権にとって裏目に出る可能性 バルチスタン反政府部族長の殺害 イルファン・フセイン 【openDemocracy特約】バルチスタンの上空を飛ぶと、月の風景を横切るような印象を持つ。平らな平原が盛り上がり、荒れた丘と険しい岩山が連なる。夏には気温が54度にもなる。雨はめったに降らない。モンスーンの時でさえそうだ。しかし、厳しく容赦のない地表の下には、ガスと鉱物が埋蔵されている。それらが、バルチの民族主義者とパンジャブが支配的な連邦政府との間での戦闘状態にある紛争の中心にある。(2006/09/06) 多大の犠牲に怒りとショック 戦争支持したイスラエル国民の今 歴史家トム・セゲブ氏に聞く 【エルサレム6日=桐島けい】レバノン戦争が停戦を迎え、3週間が経過した。当初の戦争目的であった誘拐された兵士の返還も実現せず、イスラエル及びレバノンに甚大な被害をもたらす結果となっただけに、イスラエル国内では今回の戦争の「犯人探し」が活発になっている。イスラエル人ジャーナリストで歴史家のトム・セゲブ氏は、戦争の強硬化、被害の拡大は「基盤が弱く、賢明でない政府が軍を抑え切れなかったため」と分析、ほとんどの市民が戦争を支持した背景には軍に対する信頼感の高さとホロコーストへの恐怖心などがあったと指摘。そのうえで、イスラエル国民は、多大の犠牲を強いられたことで政府への怒りを募らせ、信頼していた軍の優秀性が揺らぎ「ショックを受けている」と語った。(2006/09/06) 米で警官がナイフを持った少女を銃殺 母親は「殺された」と半狂乱に 「ナイフを捨てろ」と銃を構えた二人の警官が何度も叫んだ。しかし、19歳の少女は警官に向かってナイフを突き出した。その瞬間、銃声が二発響いた。体の上部に弾が命中し、少女は倒れた。少女は近くの自宅アパートから、母親とけんかして飛び出し、ナイフを手にしたまま、付近の公園を歩いていた。銃声を聞いて駆けつけた母親は、倒れている娘を見て、半狂乱になった。「私の娘!殺された」。少女は病院に運ばれたが、死亡した。19年の短い人生だった。(ベリタ通信=江口惇)(2006/09/05) 10歳の少女を誘拐し8年間も監禁 オーストリア、事件発覚後犯人は自殺 欧州中央部にあるオーストリアの首都ウィーンに近い町で、8年間にわたって誘拐され、監禁生活を強いられていた女性が最近、脱出に成功した。女性は誘拐された当時、10歳だった。現在の年齢は、推定で18歳とみられるが、女性を誘拐していた男性は、女性が逃げ出した直後に、鉄道自殺をしている。女性は、誘拐犯から逃げれば、家族を殺すと脅されるなど、心理的にコントロールされていた。家族とは既に感激の対面を果たしたが、精神分析医は、8年間の空白で生じした心の隙間を埋めるのは、時間がかかるかもしれないと分析している。(ベリタ通信=有馬洋行)(2006/09/05) “ガラス天井”を打破せよ スペインで進む男女平等化 会社や組織などで女性がトップに上り詰めるのは、並大抵のことではないといわれる。こうした女性の昇進を食い止めようとする、見えざる障壁のことを、英語では、「ガラスシーリング(ガラス天井)」と呼んでいる。これを打破しようと積極的に問題化解決に取り組んでいるのがスペイン。スペインは家庭内暴力も多発するなど、女性の権利が脅かされる文化的体質を持っており、政府が音頭を取って、悪しき弊害の除去を目指している。(ベリタ通信=苅田保)(2006/09/05) イスラム金融・保険事業者に10年間の減免措置 国際拠点めざすマレーシア マレーシアのアブドラ首相は1日の国会で、イスラム銀行法とイスラム保険(タカフル)法に基づいてライセンスを取得し、外貨建てでマレーシアでイスラム金融・保険事業を実施する事業者に対して2007年から16年までの10年間にわたり全面的な免税措置を付与するとの提案を行なった。同国を、世界的に関心の高まる「イスラム金融」(注)のハブ(主要拠点)にしていくのが狙いだ。これまで出遅れていた日本の銀行も、イスラム金融への本格的な参入をめざして検討会を設置したり、クアラルンプールに研究スタッフを送り込み始めている。(クアラルンプール・和田等=日刊ベリタ)(2006/09/05) 橋本勝21世紀風刺画日記 第12回:もうひとつの9・11を忘れない
あの2001年9月11日の「同時多発テロ」から5年がたつ。その後の「テロとの戦い」ということで、米国が、アフガニスタン、イラクへ仕掛けた戦争については、ここでは言うまい。もうひとつの9・11について問題にしたい▼1973年9月11日、チリで軍事クーデターが起き、アジェンデ政権が倒れ、アジェンデも殺害された。このククーデターの背後には、南米初の社会主義政権に危機感をもった米国があり、CIAの秘密工作がクーデターの成功の大きな力となった。気に入らない他国の政権に干渉し、時には実力行使も辞さない米国の姿勢は一貫している▼そして2002年にベネズエラで起きたチャベス政権への軍事クーデター(民衆の抗議デモで未遂に終わる)にもCIAが関与していたのは間違いない。こんなことをしているから「米国こそテロ国家!」と言われてしまうのだ。(橋本勝)(2006/09/04)
時事英語一口メモ 【10】イスラムとファシズム 米国のブッシュ大統領の最新のキャッチフレーズは“Islamic fascists”(イスラムのファシスト)である。米国内では、その表現の是非をめぐって議論が沸騰している。AP通信は、fascismが今年の中間選挙での共和党のbuzzword(流行語)になりそうだと報じている。(鳥居英晴) (2006/09/04) 八王子3人殺害、実行犯はフィリピン人か 11年前の事件、犯人海外逃亡の可能性 【マニラ新聞特約4日】東京都八王子市のスーパーで1995年7月下旬、高校生2人を含む日本人女性3人が射殺された事件で、実行犯はフィリピン人男性1人とみられ、事件後に日本国外へ逃亡した可能性があることが3日までに分かった。警視庁は犯人逮捕に結び付く有力情報に懸賞金300万円を懸け、比邦人社会にも情報提供を呼び掛けている。(2006/09/04) 中東 「世界中の人びとが息子のメッセージを受け止めて」 イラク参戦拒否の米軍中尉の母が公開書簡
イラク行きの命令を拒否した米軍の現役将校、エレン・ワタダ中尉にたいする公判前審問が8月17日と18日に開かれました。4時間に及ぶ審問中3時間にわたって、デニス・ハリデイ元国連事務次長、イラク侵略に抗議して2003年3月に辞職したアン・ライト元陸軍大佐、国際法の権威であるフランシス・ボイル‐イリノイ大学教授らがワタダ中尉を弁護する証言を行いました。調査担当将校マーク・キース中佐がワタダ中尉を軍法会議に送るかどうか、容疑をどうするか、勧告を出すようです。ワタダ中尉の母キャロライン・ホーさんがこの審問を前にして、支援を訴える公開の手紙を出されましたので、紹介します。(TUP速報)(2006/09/04)
「ミーダーン パレスチナ・対話のための広場」 私たちの問題としての想像力を 攝津 正 A「2006年9月2日(土)に大久保地域センターで催された『「ミーダーン パレスチナ・対話のための広場」結成集会 いま、パレスチナと私たちを繋ぐもの』に参加してきたそうだね。どんな感じだったか、感想を聞かせてくれないか。」 (2006/09/03) イラン、反体制派への新たな抑圧策を編み出す 保釈されたジャハンベグローの拘束された自由 ラソール・ナフィシ
【openDemocracy特約】4月27日にテヘラン空港で逮捕されて以来、4ヶ月以上にわたって拘束されていたイランの知識人、ラミン・ジャハンベグローが8月30日、保釈された。当局は最初、菓子折りを持って(イランでの祝い事の習慣)彼を家まで連れて行った。それから彼は、イランの学生通信社(Isna)を訪れ、「インタビュー」を受けて、逮捕された理由を説明した。(2006/09/03)
政治的に敏感な言葉でメールの送信不能に 中国政府の露骨な干渉 【香港3日=富柏村】中国国内で知名度や影響力のある作家や新聞記者、弁護士らのメールでの通信やブログでの発言などが政府当局の露骨な監視下に置かれている。2日の香港紙・蘋果日報などによると、この監視はMSNのHotmailやYahoo、GoogleのGmailなどにも及び、政治的に敏感な語句があるだけで送信すら出来ないレベルに達しているという。(2006/09/03) 中東 新世代ゲリラ戦で国家の正規軍を翻弄 ヒズボラの強さの秘密 【東京2日=齊藤力二朗】兵力、戦備とも圧倒的に優勢なイスラエル軍は何故ヒズボラに互角以上の戦いを許したのか?8月30日付のイスラム・オンラインは、死を恐れないという果敢な戦闘精神以外の戦術的理由を詳述したムハンマド・アブドルハリーム編集委員の評論を掲載した。独立した少数集団が地の利をいかした機動的な最新式ゲリラ戦術を駆使、国家の正規軍に勝る力を発揮するという「第4世代戦争」の戦闘態勢を構築した結果だという。(2006/09/02) 性的少数者に生きる権利を! イラン人ゲイの難民認定裁判を再考しよう 攝津 正
日本で難民認定を受けられなかったイラン人ゲイ難民申請者、シェイダさんが日本から北欧の第三国へ出国したのは2005年3月30日のことだった。それから一年半程の歳月が流れ、シェイダさんは出国先では難民と認められ、永住権も取得して幸福な日々を送っているという。だが最近、日本で彼の裁判闘争を支援した人々が中心となって、事件を風化させず、この閉鎖的な日本社会のありようを変えていくための討論の場を設けようという動きが出てきている。(2006/09/02)
二極化社会を問う 「せめて隣に仲間が寝ているところで死にたい」 公園からも排除される野宿者
日本社会を覆うひずみは頂点に達した感がある。1年間で3万数千人、1日およそ100人に及ぶ自殺はいっこうに減らず、20歳代の若者の2人に1人が正規の職につけず、村では耕作放棄が、町ではシャッターを閉じた商店街が広がる。地球規模の市場競争、その国内版としての“小泉改革”、すべてを自己の責任に負わそうとする安倍“再チャレンジ”・・・。こうした背景の下で壊れていく社会の実相をさまざまな角度から追うシリーズ。その第1回を、公園や路上からさえ排除されようとしている野宿者、ホームレスの人々の現実を見つめることから始めたい。その一人はいう。「せめて隣に仲間がいるところで死にたい」。(大野和興)(2006/09/02)
時事英語一口メモ 【9】「シーア派の三日月地帯」と「過激主義の弧」 イスラム教シーア派を国教とするイランの台頭、シーア派が政治力を増したイラク、レバノンでシーア派民兵組織ヒズボラが対イスラエル戦で「善戦」したことなどで、レバノンからイラク、イランへといたる地域を「シーア派の三日月地帯」(Shia crescent)と呼ぶ言い方が流行りだした。しかし専門家は、複雑な問題を安易に簡単な言葉で表現することは理解を妨げる、と指摘する。(鳥居英晴) (2006/09/02) 「労働・教育運動に生きて80年」槙枝元文自伝 (45)文部省との交渉復活に取り組む 私が日教組書記長に選出されたのは1962年(昭和37年)7月だった。小林武委員長が参議院議員に選出され、そのあとを継いで宮之原貞光書記長が委員長に、書記次長だった私が書記長にと順に上がった。この役員人事は富山での第24回定期大会で対立候補者もなく承認された。宮之原さんは「槙枝君、よろしく頼むよ」と一言いっただけで、次は参議院への出馬を待つといった人だった。宮之原委員長とのコンビは、それから1971年(昭和46年)まで9年間続くことになる。(2006/09/02) 笑う真犯人 検証・恵庭冤罪事件「13のナゾ」 第37回:支援集会――「冤罪の恐怖」訴え 山口正紀(ジャーナリスト) 2004年3月21日午後1時過ぎ、札幌市の北海道大学・学術交流会館。キャンパスのあちこちに残る雪だまりを避けながら、続々と人が集まって来る。「恵庭裁判を考える――控訴審無罪判決をめざして」。ステージ中央に大きな横断幕が掲げられた会場は、開会前に300人を超す参加者で埋め尽くされた。前年3月26日、札幌地裁・遠藤和正裁判長による「懲役16年」の信じ難い有罪判決からまる1年。札幌高裁の控訴審第1回公判を翌日に控えたこの日、恵庭冤罪事件で初めての大規模な支援集会が開かれた。(2006/09/01) 検証・メディア 「富田メモ」スクープの衝撃 A級戦犯靖国合祀と「天皇の心」 池田龍夫(ジャーナリスト) 「A級戦犯靖国合祀 昭和天皇が不快感」「参拝中止『それが私の心だ』」――日本経済新聞7月20日朝刊は富田朝彦・元宮内庁長官(故人)の1988年4月28日付メモをスクープした。富田氏は、晩年の昭和天皇の言葉を最も身近で耳にしていた側近中の側近。信憑性の高い資料と即断できないにしても、「メモ」を慎重に精査して歴史的位置づけを考えることこそ緊要なのに、メモの真贋をめぐって憶測・中傷とおぼしき暴論が乱れ飛んでいる現状が気懸かりである。(2006/09/01) 北朝鮮はどこへ <5>後継者の準備を本当にしているのか? 注目される第7次党大会
金正日(キム・ジョンイル)総書記が 2002年に還暦を迎えて以来、国内外のマスコミでは金正日総書記の後継者問題が関心の的になっている。2000年代に入って北朝鮮軍の内部資料が公開されたり、総書記の板前だったという日本人藤本健二氏の本が出版されたりしたことにより、これまでは単なる「仮説」にすぎなかったことが、新たな様相を見せている。これまでは「金正男(キム・ジョンナム)と金正哲(キム・ジョンチョル)の後継者争い説」、「金正哲浮上説」、「金正哲の後継ぎ確定説」「金正雲(キム・ジョンウン)後継者浮上説」など多様な説がもっともらしく繰り広げられてきた。概して、金正日の息子が後継者になるであろうという分析が多かった。(2006/09/01)
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