橋本勝21世紀風刺絵日記
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イラク情勢
この混迷は米国が退去するまでつづくだろう 病院の惨状と復興への思いをイラク医師が語る
イラク戦争から5年。イラクに関する報道がめっきり減り、国内で何が起こっているのか、現状はなかなか伝わってこない。この6月、日本で研修した経験を持ち、妹の精密検査のために来日したバスラ産科小児科病院のフサム・サリ医師に会い、イラクの病院が抱える問題、大統領選を控えた米国への期待など、お話をうかがった。フサム医師は、「セイブ・ザ・イラクチルドレン広島」の支援を受け、広島県に3ヶ月ほど滞在。「米国はイラクと“対等な相手”として対話し、建設的な解決を」と語った。(木村嘉代子)(2008/08/18 12:49)
G8サミットを経て、共謀罪が再び政治問題化か 警戒する市民団体
北海道洞爺湖で行われた先進国首脳会議(G8サミット、7月7日―9日)は、「テロリズムに対する国際的な条約及び議定書の締結及び実施の重要性」を強調する「テロ対策に関するG8首脳声明」を採択した。それに先立ち6月11日から13日にかけ都内のホテルで開かれた先進国首脳会議関連の司法内務大臣会合の後の記者会見で鳩山法相(当時)は国際組織犯罪防止条約批准のために、共謀罪の早期成立を図らなければならないと主張した。共謀罪に反対する運動を進めている市民団体「盗聴法(組織的犯罪対策法)に反対する市民連絡会」は、「これは単なる鳩山法相個人の思いといった次元の問題ではなく、与党内部の共通した問題意識だととらえるべき」として警戒を強めている。共謀罪をめぐる審議にG8サミット首脳声明というより大きい枠がかぶせられたわけで、今後政治問題化する可能性も大きい。(大野和興)(2008/08/18 00:00)

経済
貧困の連鎖の中の食−食料問題を捉えなおす−
農と食を巡り、世界が揺れ動いている。食料価格の高騰がまるで津波のような勢いで世界を覆い、すでに8億5000万人を数える飢餓・栄養不足人口をさらに1億人積み上げるだろうといわれている。食料問題は国際政治の大問題となり、7月に北海道・洞爺湖で開かれたG8サミットや、6月に国連農業食糧機関が開催した食糧サミットは、新品種、化学肥料や農薬、灌漑などインフラ整備を伴う農業生産性向上政策と自由貿易による市場拡大を食料危機対策として打ち出した。いったいこの「対策」が本当に対策になるのか、いま進行する食料危機の根っ子を探り、食料問題とは何かを考えてみた。(大野和興)(2008/08/17 11:41)
福岡事件再審請求を支える古川龍樹・龍桃さんに聞く 宗派を超えた宗教者のネットワークで「死刑廃止」を訴える
熊本県玉名市に生命山シュバイツアー寺という変わった名前のお寺がある。死刑執行後の再審請求という日本で前例のない再審請求にはじめて取り組んでいる古川龍樹さんと姉の龍桃さんが営む。事件は敗戦から2年後の1947年に福岡市で発生、福岡事件と呼ばれている。同年5月20日夜福岡市博多区で、日本人と中国人の2人が射殺され、現金10万円が奪われた。強盗殺人容疑で計7人が逮捕され、うち2人が48年、福岡地裁で死刑判決を受け、56年に最高裁で確定。一人が執行された。残る5人のうち1人は控訴審で無罪が確定したが、藤永清喜さんら4人の懲役刑は確定した。05年に、元死刑囚の遺族と、無期懲役に減刑され仮釈放となった元死刑囚ら計三人が、「事件は拷問による『自白』を唯一の証拠にした冤罪(えん ざい)であり誤判」として福岡高裁に再審請求した。同寺の古川龍樹さん、龍桃さんは、死刑判決を受けた二人の教誨師で、47年間、この事件の真相を明らかにし、西氏の汚名を注ぐことに全力を傾けた僧侶、故古川泰龍氏の子息。二人はさまざまな宗派が集い、死刑廃止の呼び掛けをしている「死刑を止めよう」宗教者ネットワークのメンバーとして活動している。お二人の話を聞いた。(李隆)(2008/08/17 10:58)
♪とけて流れりゃみな同じ──じゃないってば! 北極の氷と自転車通勤と350運動
わたしの住んでいるコロラド州ボルダー市は、人口わずか9万人足らずの小さな町だが、国立大気研究センターやコロラド大学をはじめ、地球温暖化のデータ分析をする研究施設がいくつかある。昨年、アル・ゴア元副大統領とともにノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に 関する政府間パネル)の研究者も少なからずボルダーに住んでいて、地元でも受賞記念パーティーが開かれたほどだ。(TUPエッセイ:パンタ笛吹)(2008/08/16 22:35)

農と食の現場から
【クローン牛がやってくる】(4) 米国消費者も米国食品医薬品局のお墨付きに懸念示す
日本でも始まった体細胞クローン家畜由来食品の健康影響評価の作業は、2008年1月にアメリカ食品医薬品局(FDA)がクローン家畜由来食品を承認したことを直接の契機としています。しかし、そのアメリカでも、クローン家畜に対して多くの消費者団体やNGO、研究者などが反対意見を表明しています。その中の一人、日消連とは遺伝子組み換え食品反対運動などでも馴染みが深い、アメリカ消費者連盟上級科学研究員のマイケル・ハンセンさんが、2008年3月にメリーランド州下院議会に提出した意見書から、その要旨をご紹介します。(『消費者リポート』)(2008/08/16 21:54)
70年代の英ロックスターのなれの果て 少女への猥褻行為でベトナムで逮捕、刑期満了(2008/08/16 21:46)
仏極右政党がパリの党本部建物を中国上海大学に売却 共産党市長の町へ移転
【パリ15日=飛田正夫】ジャンマリ・ルペン氏(79)が率いるフランスの極右政党、国民戦線(FN)は11日、党の政治的後退と財政の行き詰まりで売りに出していた党本部の建物を、中国の上海大学に売却する契約に調印した。同本部の周囲はパリの西側を流れるセーヌに隣接する高級住宅地でナポレオンのサン・クルー御殿もあった場所だ。上海大学はこの建物を改装してフランス語学習のコースを設置するという。FNは共産党の町ナンテール市へ引っ越す。(2008/08/15 22:32)
検証・メディア
日本列島はすでに戦場である! 脱出策は「つくる平和」へ転換を 安原和雄
63回目の終戦記念日「8.15」がめぐってきた。靖国神社参拝にこだわる者、平和への祈りに頭を垂れる者、毎年のことながらそれぞれの風景を描いている。「平和=非戦」、「守る平和」を誓うのは自然のことのように思えるが、ここでは新しい「平和=非暴力」という視点から平和をとらえ直してみる。そこから見えてくる光景は、戦争とは直接関係ないはずの日本列島が実はすでに「戦場」となっているという現実である。その戦場から脱出するためには従来の「守る平和」を克服して「つくる平和」への転換を図ることが不可欠となってきた。8月15日の「終戦記念日」に大手5紙の社説は何をどう論じたか。(2008/08/15 18:50)
MILFの再占拠阻止を国軍に命じる、比大統領(2008/08/15 22:16)

中国
国の威信を賭けた祭典の裏に旧態依然とした思想と習慣 中国人作家の見た北京五輪
CGの花火、かわいい少女の口パク歌の開会式、かつてのプロパガンダの手法はいまも生きている? 一般庶民はこの祭典のために多くの不自由をしいられている。五星紅旗を振り「加油」を叫ぶ観衆は、聖火リレー応援の動員の延長か? 中国の若い作家が中国人の心理をオリンピックに見た。(2008/08/14 23:02)
戦争を知らない世代へ
日中戦争最初で最大の「帰順」 国民党軍師団長・王占林との出会いと別れ 中谷孝(元日本陸軍特務機関員)
私が陸軍特務機関員に採用され蚌埠(バンプー)特務機関に配属されて間も無い昭和十四年(一九三九年)初夏、日中戦争中、最初にして最大の帰順が行われた。帰順が投降と相違するのは、投降が戦いに敗れて降服するのに対し、帰順は敵と話し合って寝返ることである。戦争初期、国民党軍(中国政府軍)の戦意は旺盛で、帰順を見ることは無かった。日本軍が中国軍の捕虜に対して極めて厳しく取扱い、投降は死を覚悟しなくてはならない事情も影響していた。日本軍のモラルは信頼されていなかった。(2008/08/13 17:26)
経済
食・農・グロ−バリゼ−ションと対抗経済 近藤康男
食糧問題でいま必要なのは、事実とそれに基づく冷徹な分析に上に立った議論であろう。長年穀物貿易の実務に携わり、その後フェアトレードの分野で活動している農業交易の専門家近藤康男さんに、いま世界を覆う食糧価格高騰はなぜ起きたのか、その背後で何が起こっているか、それを乗り越える道筋はあるのか、などを1970年代初頭の食糧危機とも比較しながら論じてもらった。(編集部)(2008/08/13 13:40)

農と食の現場から
【クローン牛がやってくる】(3) 自然の摂理に反する危険な技術 本庄重男(バイオハザード予防市民センター代表幹事)
「体細胞クローン動物作出技術は、端的に言って、原始生物の発生以来、数十億年もかけて有性生殖生物に進化してきた今日のほ乳動物を、短時間で無理やり無性生殖動物に作り変えてしまう操作であり、根本的に自然の摂理に反する危険な技術と言えます」(本文より)。クローンという技術そのものに、本庄重男さん(国立予防衛生研究所名誉所員)は科学者の立場から根本的な疑問を投げかける。(『消費者リポート』)(2008/08/13 10:22)
山は泣いている
35・失って気づく開発の代償の大きさ 多摩ニュータウン30年の暮らし 山川陽一
30数年前わたしたち家族が都心から多摩に移り住んできた当時は、丁度多摩ニュータウンの建設が一段落した時期で、街は若い家族で活気に満ちていた。丘陵を切り崩して短期間に出現したこの20万都市は、当時の村長を、一代で町長から市長へと押し上げて話題になった。その後も、商業施設、公共文化施設、ビジネスビル、マンションなどが次々と建設され、鉄道やモノレールの敷設、大学の移設、ホテルやデパート、大規模ショッピングセンターなどの開発が続いて、東京のベットタウンから優れた利便性を備えた近代都市へと変貌して行ったのだが、その代償として失われたものの大きさも計り知れないものがある。(2008/08/12 14:09)
環境
【リンク】ナノテクはあぶない! 安全性の確認がないまま、環境に放出、人体に侵入 化学物質問題市民研究会が警告
化学物質汚染問題に取り組む市民団体「化学物質問題市民研究会」がナノテクについてのキャンペーンに取り組んでいる。ナノテクは、ナノ・メートル=10億分の1メートル=単位の超微粒子を用いた技術で、医薬品や化粧品、食品をはじめあらゆる用途にその使用は広がり、日常にあふれている。安全性の確認もないまま世界中でつかわれているナノテク物質について、同研究会は「安全が確認されていないナノ粒子を環境中に放出し、大気、水、土壌を汚染し、ヒトを 含む生物に重大な危害を及ぼす可能性があることを放置したままにすることは許されない。環境中に放出されたナノ粒子は呼吸器系から、飲食物から、そして皮膚を通してヒトの体内に取り込まれる」と警告。「ナノ物質管理法」の制定を求めている。ナノ物質とはどういうものか、同研究会サイトから紹介する。(大野和興)(2008/08/12 11:49)
移民大国ニッポン <1>言葉の壁乗り越え、より良い看護・介護の現場をつくれるか―
インドネシアから、看護師・介護福祉士らの第一陣到着。日本とインドネシアの経済連携協定(以下EPA)に基づいて来日した、インドネシア人看護師・介護福祉士候補者らの開校式が、8月8日、経団連会館(東京都・千代田区)にて行われた。その模様を取材した。今回、受け入れが決まったのは、看護師候補生104名、介護福祉士候補生104名の合計208名。このうち、経団連会館で行われた開校式に出席したのは、東京・横浜地区で研修を受ける予定者68名だった。仕組みも、日本側の受け入れ態勢も難問だらけの出発、今後、この問題は継続してレポートしていきたい。(和田秀子)(2008/08/12 09:59)
教育曲語
<20>すべての教科で環境教育を 鈴木文科相の提言に賛成 矢倉久泰(教育ジャーナリスト)
「小中学校に環境という教科を作れないかと思っている」――福田改造内閣で文科大臣に就任した鈴木恒夫・自民党議員は、朝日新聞との会見で「取り組みたいことは」と聞かれてこう語った(8月10日付け朝刊教育面)。その理由として、鈴木文科相は「地球環境が危機的になっているなか、子どもの人間性を確保し、環境問題に主導権を発揮できる日本人を育てるためにも必要だ」と述べている。その言や良し。私は大賛成である。(2008/08/11 16:55)
「性的少数者を差別するな!」 真夏の昼下がり、謎の集団示威行動 QueerAction8.9
2008年8月9日(土)13:30、東京の新宿公園(新宿二丁目にある公園)集合で、QueerAction8.9という行動をした。例年であれば、東京プライドというNPO法人主催で、3000人規模の性的少数者のパレードが催されるのだが、今年は事情で延期になった。それで、私が、手作りのデモとして提案したのである。デモ申請から公園使用許可申請まで、全て私一人で全部やった。東京都庁に「新宿二丁目を景観を理由に規制する」という主旨の石原慎太郎都知事の発言の真意を質したり、今後の行政の方針を訊いたりもしてきた。。(攝津正)(2008/08/11 15:55)
ビルマ民主化
1988年から20年〜ビルマ国民を裏切る日本の政策 ベネディクト・ロジャーズ(クリスチャン・ソリダリティ・ワールドワイド=CSWスタッフ)
20年前の8月8日、ビルマで民主化を求めてデモをしていた数千人もの学生らが軍事政権によって殺された。「8888」と呼ばれる事件だ。それ以来、軍政は力をますます強め、人道に対する罪を犯し続けている。そして日本政府はその軍政を支えてきている。8月8日には北京オリンピックも始まった。中国はビルマ軍政の最大の支援者として武器を売り、投資を通じて外貨をもたらし、外交面でも何かとかばっている。日本でも多くの人がオリンピックを観戦するだろう。テレビを見ながら考えてほしい。日本政府は自らのビルマ政策を見直すと同時に、軍政への支援をやめるよう中国政府に働きかけるべきではないか。(2008/08/11 14:53)
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