2005年04月01日19時44分掲載  無料記事
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小泉首相、韓国の大衆文化輸入制限を検討へ  「人気ありすぎる」と

 小泉純一郎首相は1日、ドラマ「冬のソナタ」現象に代表されるような韓国大衆文化の日本への浸透ぶりが「近年、あまりにも著しく、わが国固有の文化・芸能の存在意義を脅かしている」とし、韓国大衆文化の「輸入制限」に近く乗り出すことを与党・自民党内で「検討している」と語った。首相によると、有識者などによる諮問機関を設置し、輸入制限の具体的方法を協議する。輸入制限が現実化した場合、ようやく活発になってきた日韓相互の文化交流に大きな支障をきたす恐れがある。 
 
 首相の発言は、韓国が長年、映画・音楽など日本の大衆文化の流入を制限してきたことへの「報復」的な意図もあるとみられるが、最近の竹島問題をめぐる日韓両国間の摩擦が背景となっている可能性もある。 
 
 首相は近年、良質なドラマや映画を「あまり生み出していない日本の状況にも問題がある」としつつ、「これ以上、韓国大衆文化が日本市場を席巻するのを座視できない」として、輸入制限を実行する段階に入ったとの認識を示した。 
 
 特に首相は「日本女性に人気がありすぎる」としてペ・ヨンジュン、イ・ビョンホンの二人の韓国俳優名を具体的に挙げ、「少なくともこの二人の出演作品については、当面、日本のテレビでのドラマ放映、劇場での映画上映などは自粛するよう関係機関に要請する」とした。 
 
 官邸筋によると、首相は既にNHKの韓国ドラマ放映部門の関係者を官邸に呼び、自粛要請を伝えたという。 
 
 これについてNKHは「関係者がドラマの内容を事前に説明に行った事実はあるが、放映中止や内容改変などの圧力は一切受けていない」としている。(ベリタフール通信) 


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