2005年04月18日18時23分掲載  無料記事
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マーシャル諸島水爆実験の被害者倍増の見込み

 ラジオ・ニュージーランドは、1954年に米国の水爆実験場となった南太平洋のマーシャル諸島における放射能が原因とされるがん患者の数は、現在確認されている530例よりもさらに500例ほど増える見込みだと報じた。米国がん研究所の調査によるもので、マーシャル諸島はこの数字を元に、米国に対して損害賠償の増額を求めている。 
 
 同ラジオによると、米国がん研究所の調査は米上院のエネルギー資源委員会の要請で行われた。 
 
 同委員会では来月からマーシャル諸島から要請が出ている30億ドルの追加補償について審議する。(ベリタ通信) 


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