2005年04月19日17時07分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200504191707122

空爆被害者支援中の米女性、自爆巻き添えで死亡

18日付の米サンフランシスコの地元紙イグザミナーは、イラクで人道活動を続けていたサンフランシスコ出身の米国人女性マーラ・ルジーカさん(28)が、今月16日、イラクのバグダッドで自爆攻撃の巻き添えで死亡したと報じた。 
 
 同紙によると、ルジーカさんは約150人のボランティアとともに、イラクの空爆被害者に対して総額2千万ドルの補償をすることなどを米議会に訴えていた。死亡した際は、被害者の家族に会いに行く途中だった。 
 
 ルジーカさんはイラクに行く前まで、サンフランシスコのNGO「グローバル・エクスチェンジ」で働いていた。 
 
 訃報を聞いたルジーカさんの母親は「娘が世界に広めようとした愛を忘れない」とイグザミナー紙の取材に答えたという。(ベリタ通信) 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。