2005年04月26日20時17分掲載  無料記事
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イタリア人銃撃に違法性なしと米調査報告

  英BBC放送などによると、今年3月にイラクで米軍の銃撃によりイタリア人女性記者が負傷、同行していたイタリア情報機関員が死亡した事件について、米軍は26日までに2人を銃撃した米兵らに違反行為はなく、処分も行わないとする調査報告をまとめた。調査は予備的なもので、米政府は、この報告書を最終的に承認はしていないが、イタリアの反米世論が再び沸騰しそうだ。 
 
  報告書は、2人が乗っていた車は検問所付近でスピードを落とそうとしなかったとし、2人の過失を示唆。米軍はライトをたき、警告射撃をしたうえで車を銃撃したとしている。 
 
  BBCは米軍筋の話として、2人が乗っていた車が検問所に近づいた時のスピードや検問所と車との間で交わされたやりとりについて、米側とイタリア側の見解は「依然食い違っている」と報じている。(ベリタ通信) 


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