2005年08月22日09時44分掲載  無料記事
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米軍が傭兵使いテロ行為

【東京22日=齊藤力二朗】イラク抵抗勢力が米軍将校率いる傭兵グルーを拉致し、彼らの供述から、米軍がテロ組織を編成していたことが明らかになったという。22日付のパレスチナのアル・マナール紙が報じた。 以下抄訳。 
 
 イラク抵抗勢力は米軍将校を指揮官とする7人の傭兵を捕虜にした。彼らは、イラク人を集団殺戮する作戦を実行する多国籍のテロ組織が組織されたと供述した。遠隔操作による爆破などさまざまな手段を用いてイラク人を集団殺戮する作戦を実行している。 
 
 こテロ組織は、イラク人のスンニ派及びシーア派の宗教家を拘束し暗殺、その責任を抵抗戦士になすりつけている。 
 
 米占領軍は時折イラク人抵抗戦士を拘束したと主張することがある。これは、傭兵たちに「自分たちはシリアあるいはイランから来た」と証言させる打ち合わせ済みの芝居というのが真実である。その目的は、シリアやイランの政府にさらなる圧力を掛け、本物のイラク抵抗勢力の士気を挫くことだ。 
 
 イラク抵抗勢力は近く音声と映像入りで傭兵たちの証言を発表し、米軍承知の下に傭兵たちが行っている一部のテロ活動の詳細を明かし、イラク人に対する米軍が実行している別の面を暴き出す。 


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