2005年08月24日23時49分掲載
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エアアジアが携帯電話による予約受付サービスを開始
【クアラルンプール２４日＝和田等】コスト削減のため、チケットの代理店販売をおこなわず、直接販売だけに限定している東南アジア最大の格安航空会社、エアアジアが携帯電話やワイアレス機器を通じての予約受付サービスを開始する。地元各紙が伝えた。
現在、エアアジアのチケット予約は主にインターネットを通じておこなわれ、同社の事業の５６％がインターネット経由による予約によって成立している。このほか、空港の同社カウンターでの直接販売や電話での予約受付といったチケット予約・販売システムがある。
エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者（ＣＥＯ）によると、新規導入する予約受付システムを通じて世界中の顧客がエアアジアにアクセスすることが可能になる。カンボジアなどのインターネットの普及率の低い国での市場浸透を図るうえで効果的という。
タイ（バンコク、ハジャイなど）、インドネシア（ジャカルタ、メダン、バリ島デンパサールなど）、フィリピン（クラーク）、中国（香港、マカオ、廈門）などの国際路線に就航しているエアアジアは近く、カンボジアとクアラルンプール間の路線に就航することを計画している。
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