2005年09月09日01時26分掲載  無料記事
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ニューカレドニア、比労働者への特別労働時間を承認

【クアラルンプール9日=和田等】世界生産量の4分の1近くを産出する有数のニッケル産地として知られる、南太平洋のフランス領ニューカレドニア(人口約21万人)の政府が、グロ・ニッケル鉱山プロジェクトで働くため同地に派遣されるフィリピン人労働者約4000人に対する特別地位プログラムを承認した。 
 
 このプログラムに基づいて、同プラントの建設にあたる外国企業は従業員を週60時間雇用することが認められる。ただし、この特例措置は、数週間後に重要な段階に入るとみられる同プラントの建設の間だけに認められる期間限定措置。 
 
 政府によれば、労働条件は会社、労働組合、労働局の代表で構成される現場の「安全委員会」による厳格な監視下に置かれる。 


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