2005年09月09日11時14分掲載  無料記事
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右翼政党のドヴィリエ党首が出馬へ

 欧州憲法反対の激しい全国的運動で注目された右翼政党「フランスのための運動」のフィリップ・ドヴィリエ党首が2007年の仏大統領選挙に出馬する意志を固めた。批准反対票を投じた有権者の受け皿になることを目指し、同氏は9月11日に同党主催の『夏期大学』集会で出馬を正式表明する予定だ。 
 
 ドヴィリエ氏の他に出馬表明しているのは、極右政党「国民戦線」ジャンマリ・ルペン党首のみ。ドミニク・ドヴィルパン首相は不出馬を表明している。いまだに欧州憲法批准をめぐる国民投票の敗北のショックから立ち直れない既存政党を後目に、極右のカリスマの二氏は着々と準備を進めている。(ベリタ通信=及川健二) 


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