2005年09月12日15時21分掲載  無料記事
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イスラエルがイラクのクルド軍を訓練 

【東京12日=齊藤力二朗】イスラエルとイラク北部のクルド人民兵との密接な軍事協力が広範囲に飛躍的に進展しているようだ。パレスチナのアル・マナール紙が報じた。 
 
 イラク北部のクルド人地域に建設された多数の訓練キャンプは、数千人のクルド人に大っぴらに訓練を施しているイスラエル人専門集団が運営、監督している。 
 
 情報筋によると、300人から成るイスラエルの軍事部隊が、イスラエルの訓練によるクルド軍設立計画の一環として、8月初頭にクルド人地域に到着、クルド人司令官たちはイスラエルと、イスラエル政府が民間・及び軍事空港や兵器庫、及びイスラエル人専門家が訓練と監督を行うクルド軍の宿営地を建設する協定を締結した。 
 
 同筋は「イスラエルの影響力の浸透は、スパイや盗聴、募兵事務所の開設に留まらず、あらゆる施設や機関、特にクルド軍の創設にまで及んでいる」と語った。 
 
 またクルド軍のイスラエル装備化の第一歩としてイスラエル製兵器の貨物がクルド人地域に到着した。イスラエルの軍事専門、及び民間企業がイラクのクルディスタンで種々の投資契約を締結した という。 
 
 同筋によると、「クルド人とイスラエル人の高官たちによる相互訪問は益々活発化している。クルド人の民兵組織ペシュメルガの将校連がイスラエル内の訓練施設で軍事訓練を受けている」 という。 
 
 上記に関連して11日付のバスラ・ネットは、「イスラエルからクルド人民兵に運ぶ軍需物資や兵器類を満載したイスラエル製輸送機が10日、フレイル空港着陸時に粉砕した。イラク北部の同空港は大型輸送機のためにクルド人愛国(反占領軍)勢力には秘密裏に、イスラエルの専門家が拡張したものである」と報じた。 


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