2006年10月15日12時37分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200610151237030

北朝鮮のイラク化に反対

 【クアラルンプール15日=和田等】北朝鮮の核実験発表に関連してマレーシアのサイド・ハミド外相は14日、「北朝鮮問題を解決するために軍事行動は最善の解決策だとは考えていない。北朝鮮をイラクのようにしてはならない」と述べた。地元英字紙スターが報じた。 
 
 外相はまた「北朝鮮の指導層の選択は同国の人々の手でおこなうべきで、外国の干渉によって指導部の交代を図るべきではない」と釘を刺した。 
 
 さらに北朝鮮の核実験の実施は、マレーシアと北朝鮮の2カ国間関係には影響を及ばさないと指摘。その一方で、国連や世界の指導者がイランのウラン濃縮問題にも関心を払うことを望んでいると語った。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。