2007年01月25日18時39分掲載  無料記事
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サルコジ氏はフランス版のネオコン? インド新聞が辛口批評

 インドのインターネット新聞ヒンドゥーは22日、4月に行われるフランス大統領選挙の有力候補で、国民運動連合のニコラ・サルコジ党首に関する記事を掲載した。タイトルは「プチ・ナポレオンか、フランス版ネオコンか」という刺激的なものだ。(及川健二) 
 
 記事では「持ち前の決断力と硬骨さにより、ここ2年でライバルを一掃し、シラク大統領が創りあげた政党をいまでは自身の思い通りに動く政党に完全に変えてしまった」と、サルコジ氏の手腕を評価しながらも、その手法には批判的だ。 
 
 「型破りのレトリックと力強い演説で彼はフランスで最も議論を呼ぶ男になったものの、国民の多数は彼に疑問を抱いている。中道層、極右支持層の気をひくために、相反する発言を繰り返している」 
 
 同紙はサルコジ氏の矛盾した発言の例を挙げる。 
 
 「一時期はイラク戦争を支持すると言ったのに、最近は戦争に反対だと言い出した。また地方議会選挙で外国人参政権を認めると約束したのに、提案を取り下げてしまった。ほかにも、外国のハゲタカファンドから国有企業を守ると言いながら、民営化を推進すると主張している」 
 
 「サルコジ氏は、勤労、秩序、功徳、公正、責任といった共和国の価値を守ると言う。しかし、トルコの欧州連合に加盟には表立って反対する一方で、極右の機嫌をとるために『フランスは2000年以上のキリスト教国だ』と言っている。フランスに住む500万人のイスラム教徒を卑下した」 
 
 同紙はサルコジ氏の実力を“プチ・ナポレオン”と呼ぶ一方で、反イスラム色が強く、移民政策に厳しい同氏を「フランスのパスポートを持ったネオコンだ」と評している。 


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