2007年02月12日12時02分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200702121202321

シンガポールでも無料インターネットテレビ   

  【星日報特約12日】無料インターネット電話の開発で知られるスカンジナビア人のニクラス・ゼンストロム氏とヤヌス・フリス氏がこのほど、無料インターネットテレビ・サービス「Joost」を設立した。シンガポールを含む各国でサービスの利用が6カ月以内に可能となる見通しだ。 
 
 無料インターネット同様、サービス利用者は「www.joost.com」から見たいチャンネルを検索することができる無料ソフトウェアをダウンロード後、利用できる仕組み。 
 
 テレビ放送をネットを通じて利用できるというコンセプトの「Joost」ではコマーシャルも放映され、ドイツの通信会社Tモバイルユニットやウリグリー・チューインガム、世界最大のコスメティック企業ロレアル所有のブランド、メイベリンなどのコマーシャル契約が成立している。 
 
 ゼンストロム氏とフリス氏は市場革命を巻き起こした無料インターネット電話プログラム「スカイプ」を2005年、eBay社に25億米ドル(3000億円)で売却、2001年にもファイル共有システム「カザー」をオーストラリアのシャーマンネットワークに売却している。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。