2007年03月28日18時51分掲載  無料記事
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沖縄2紙が「司法の責任放棄」をきびしく批判 東京地裁の沖縄返還密約訴訟判決 

  沖縄返還の密約訴訟で東京地裁が密約の存否について言及せず、元毎日新聞記者、西山太吉氏の請求を退けたことについて、琉球新報と沖縄タイムスは28日、判決をきびしく批判する社説を掲載した。「“疑惑”直視しない司法 国家の欺瞞不問に付すのか」(琉球新報)「なぜ『事実』に触れない 司法も責任を放棄するのか」(沖縄タイムス)と問い、国民の知る権利に対して説明責任を果たさない政府とともに、法的判断を示さない司法の姿勢は民主主義国家の理念を放棄するものと懸念を表明している。(ベリタ通信) 
 
*琉球新報の社説 
http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-11.html 
 
*沖縄タイムスの社説 
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20070328.html#no_1 


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