2008年04月07日10時48分掲載
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200804071048241

チベット問題

政府はチベット弾圧をやめ、ダライ・ラマと対話を 中国の知識人らが意見書

  北京五輪を控えチベット暴動に対する中国の対応に国際的な批判が高まるなか、中国の著名な作家ら28名の知識人が、政府のチベット族民衆への弾圧中止を求める声明を発表した。声明は、政府側の一方的な報道を「民族の怨念をあおり立て国家統一に有害である」とし、ダライ・ラマとの直接対話などを政府に呼びかけている。署名者の大半は漢民族で、政府の諸政策に批判的なリベラル派として知られる。これまで民主化運動家ですら漢民族中心思考が強く少数民族問題には無理解とみられてきたが、声明は彼らのなかにも新しい考えが芽生えてきていることを示すものとして注目される。(ベリタ通信)

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