2008年05月02日16時13分掲載  無料記事
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アルジャジーラのカメラマン、グアンタナモ収容所から釈放される 6年ぶりに

 
  カタールの衛星テレビアルジャジーラが2日伝えたところによると、キューバの米軍基地グアンタナモ収容所に6年間拘束されてきた同放送局のカメラマン、サミ・アルハジ氏(通称「サミ」)が釈放され、出身国スーダンに帰国した。グアンタナモ収容所には2002年以降、アフガニスタンなどから米国が称するところの「テロ容疑者」移送され、殆どが正式に容疑が確定しないまま拘束されてきた。サミの釈放は家族、友人、同僚にとって、長い苦しみが一段落したことを意味する。(日刊ベリタ=小林恭子) 
 
 サミはアルジャジーラの仕事でアフガニスタン取材に出かけ、2001年12月、パキスタンとの国境に同僚といたところをパキスタン当局に拘束された。その後米軍に引き渡され、グアンタナモ収容所に送られた。 
 
 サミ自身は「テロリスト容疑者」ではないと否定し続け、アルジャジーラは全ネットワークをあげてサミの釈放キャンペーンを展開してきた。サミは「不当拘束」を抗議するために、昨年1月からは数度のハンガーストライキを決行した。弁護士の話によると、サミは体重が減少し、身体の衰弱も大きく、スーダンに着いた時点では1人で歩くことができない状態だったと言う。 
 
アルジャジーラ・ネットワークの代表ワダー・カンファー氏は、「私たちの友人、同僚であるサミが釈放され、心から安堵した。サミと家族と共に釈放を喜んでいる」と述べている。 


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