2008年12月14日09時53分掲載  無料記事
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泥棒に入ったものの…、「妖怪」の出現で餓死寸前に マレーシア

  家主が留守中の家に泥棒に入ったものの妖怪とおぼしき影の出現で身動きがとれなくなった男(36)が、餓死寸前になったところで帰宅した家主に「救出」されるという奇妙な事件がマレーシアで起きた。(クアラルンプール=和田等) 
 
 英字紙スターによれば、男は8日、トレンガヌ州ケママンの住居兼雑貨店に、家主の夫婦が出かけたのを見計らって侵入した。ところが、そのとたん、目が見えなくなり、まるで洞窟の中にいるような感覚に陥った。何度も外に逃げようとしたが、妖怪らしき「超自然的存在」によって床に押しのけられるような感覚を覚え、脱出できなかった。 
 
 助けを求めて叫んだものの、誰にも気づいてもらえず、ケランタン州コタバルに帰郷していた家主が戻ってくる11日までの3日間、飲まず食わずの状態で家に閉じこめられたままとなった。家主も、餓死寸前の衰弱した状態で倒れ込んでいる見知らぬ男をみてびっくり。通常ならここで警察を呼ぶところだが、そうせずに救急車を呼んで病院に送った。 
 
 家主が発見したとき、男は何かを祈るかのように手を合わせていたという。 
 
 泥棒は命に別状はないようだが、収容先の病院での警察の取り調べに対して「家宅侵入をして何かにとりつかれたような感覚にとらわれたのはこれが初めて」と語り、なにはともあれ「呪縛」から解放されたことにホッとした様子だった。 


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