2008年12月27日13時57分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

国連、コレラ禍のジンバブエで医薬品の供給始める

 【ハラレ27日NNN=UNNS】国連人口基金(UNFPA)は、コレラの流行で1500人以上の死者がでているジンバブエの病院へ医薬品や資金の供給を始めた。 
 
 UNFPAの声明によると、引き渡した医薬品などは90万人分の少なくとも3ヶ月分の需要を満たすことができるという。 
 
 病院の産科では、職員と物資の極端な不足で数千人の妊婦の命が危険にさらされており、妊娠と関連した合併症を防ぐ医薬品も供給された。 
 
 世界保健機関(WHO)によると、25日現在、コレラによる死亡者数は1518人。 
 
 UNFPAによると、人口の15.6パーセントに当たる100万人以上がエイズに感染していることも問題を複雑にさせている。 
 
             (ベリタ通信編集部翻訳・編集) 


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