2009年01月10日00時16分掲載  無料記事
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NNNニュースダイジェスト

スリランカ政府軍、LTTEから戦略的要衝を奪還

 【コロンボ9日NNN=PTI】スリランカ政府軍は9日、反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)が支配するジャフナ半島への入口にある戦略的要衝、エレファントパスを制圧した。 
 
 ラジャパクサ大統領は全国向けテレビ放送で演説し、エレファントパスの奪還を発表、「新たな勝利」だとした。政府軍は2日、LTTEの事実上の「首都」の北部キリノッチを制圧した。 
 
 国防省は声明で、エレファントパスは「治安軍の完全な支配下にある」と述べた。 
 
 一方、スリランカ東部のトリンコマリーで9日、LTTEによるものと思われる地雷が爆発して3人の空軍の軍人を含む7人が死亡、6人がけがをした。 
 
 LTTEは1983年以来、スリランカの少数派タミル人の分離独立を求めて闘ってきた。これまでに7万以上が、内戦で死亡している。 
 
 
              (ベリタ通信編集部翻訳・編集) 


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