2010年12月08日13時01分掲載  無料記事
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【西武池袋線痴漢冤罪事件】小林さんの命を守るネットユーザーの会」が署名運動を始める

  「小林さんの命を守るネットユーザーの会」が署名運動を始めました。HPより、情報を転載します。(根本行雄) 
 
  『難病を抱える小林卓之さんの処遇改善と刑の執行停止を求める署名』開始しました。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます 
http://www.shomei.tv/project-1655.html 
 
企画者: 小林さんの命を守るネットユーザーの会 
提出先: 法務大臣および東京高等検察庁 
企画者: 小林さんの命を守るネットユーザーの会 
目標数:1,000件  これまでの署名数391件 
 
  小林卓之さんは重度の強皮症(膠原病)に苦しむ高齢の退職教員です。2005年3月18日西武池袋線石神井駅で当時62歳だった小林さんは、電車の中で女性に痴漢行為をしたとして他の乗客により逮捕されました。小林さんは犯行を否認したまま33日間拘留され、強制わいせつ罪で起訴されました。 
  犯行を否定する医師の証言や犯人像と矛盾する目撃証言などすべて無視され、最高裁まで争いましたが、2010年7月に上告棄却され、1年10ヶ月の刑が確定してしまいました。定期的な静脈注射、服薬、点滴などが治療上不可欠な状態にも関わらず、現在医療刑務所ではない静岡刑務所に収監されています。 
  控訴準備中に脳梗塞も発病し、右半身麻痺の状態で十分な医療も受けられず、日々痛みと病状進行の恐怖と闘っています。このままでは命の危険もあります。小林さんが十分な医療措置を受けられるよう、また、無実の罪を晴らすことができるよう、皆さまのご協力をお願いします。 
 
□ 難病を抱える小林卓之さんの処遇改善と刑の執行停止を求める署名  : 2010年12月01日 
小林卓之さんは、特定疾患(難病)である「全身性強皮症」を患っておられる68歳の高齢者です。小林さんは電車の中で女性に痴漢行為をしたとして、犯人の顔を見ていない他の乗客により逮捕、起訴されました。最高裁まで争いましたが、犯行可能性を否定する医師の証言や違う衣服を着ていたといった犯人像と矛盾する目撃証言などがすべて無視され、1年10ヶ月の刑が確定してしまいました。現在小林さんは、医療刑務所ではない静岡刑務所に収監され、医療行為が受けられていません。このままでは、生命にも危険がおよぶ恐れがあります。そこで、小林さんの命と健康を守るため、処遇改善と刑の執行停止を要求したいと考えております。 
 
  小林さんの命と健康を守るため、次の項目について法務大臣、東京高等検察庁に申し入れます。 
 
1.法務大臣は速やかに、小林さんの処遇を改善し、特に以下のことをすること。 
(1)小林さんに、開始された週三回の血管拡張剤の治療を継続し、収監前の主治医の勧告に沿ったその他必要な薬剤など、十分に処方すること。 
(2)膠原病治療のために不可欠なストレス除去のため、身体を温める環境や衣類などを保障すること。 
(3)上記の状況を保障する一助として、難病に見合う設備のある家族居住地に近い八王子医療刑務所に移送すること。 
(4)小林さんの病状にかんがみ刑の執行停止事由があることを東京高等検察庁の検察官に通報すること。 
 
2.東京高等検察庁の検察官は、小林さんの身体状況をかんがみ、速やかに刑を執行停止して釈放すること。 
 
以上についてご賛同頂ける一人でも多くの方に、ご署名頂くよう、お願いいたします。 
 
  小林卓之さんの命を守るネットユーザーの会は、冤罪濃厚な高齢者に十分な医療のない拘束する事態を打開することを目的とした,ネットユーザー会です。 


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