2011年12月01日23時40分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201112012340034

文化

チリのニカノール・パラが受賞 セルバンテス賞

  チリの新聞「ラ・テルセラ」によれば2011年のセルバンテス賞はチリの詩人、ニカノール・パラ氏(Nicanor Parra,1914−)が受賞した。スペイン語圏では最高の文学賞である。発表は12月1日に行われた。 
 
  ニカノール・パラ氏はチリのサン・ファビアン・デ・アリコに生まれ、米国で物理学と工学を学び、1945年にチリに帰国した。1938年に最初の詩集「名前のない詩集」を出した。1954年には「詩と反詩」を出版した。また、代表作には「サロンの詩」(1962)、「厚い作品」(1969)がある。 
 
  パラ氏はチリ国民文学賞を受賞しており、またノーベル文学賞の候補にもなった。 
 
http://latercera.com/noticia/cultura/2011/12/1453-408605-9-nicanor-parra-gana-premio-cervantes-el-mas-importante-de-las-letras-hispanas.shtml 
■詩人 ニカノール・パラの展示会が開幕 - チリ 
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2099970/808733 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。