2013年02月10日02時45分掲載  無料記事
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文化

ノーラのニューヨーク(写真)日記

  ニューヨーク在住のドイツ人イラストレーター、ノーラ・クリューク( Nora Krug )さんから写真による便りが届きました。ノーラさんはニューヨークタイムズ、ガーディアン、ボストングローブ、ルモンドディプロマティーク、ヴァニティフェアなど、世界の新聞・雑誌にイラストを描いています。さらに芸術の専門学校でイラストを教えています。そんなノーラさんが普段ニューヨークの町を歩きながら目に留まったものを写真に収めてくれました。 
 
  一枚は路上のベンチ。椅子の形も全然違っていますが、チェス板があり、路上で対戦するための場のようです。脇にはラジカセも置かれています。いったいどんな人が対局しているのでしょうか。こうした場があるだけでも、町が楽しいものになっているのかもしれません。 
 
  もう一枚は指。たくさんの指を写しています。爪の飾りは日本とまた違っているようです。こう見せられると、第二の指紋のようです。全体として黒人か有色人種の指が多いように見えますね。 
 
  3枚目は赤ちゃんの写真がついた看板。文字を読むと、「この子は本当にパパの目をしている?」とあり、DNA PATERNITY CENTER とあります。自分は本当にこの子のパパなのか?・・・子供のパパがだれか、DNA鑑定をする機関のようです。 
 
  4枚目は住まいの周囲で暮らしている野良猫。じっと中を覗き込んでいます。ノーラさん、静謐でミステリアスな環境で暮らしているようです。 
 
  ノーラさんのお散歩範囲はマンハッタン島とブルックリンだそうです。目下、ブルックリンは吹雪の中だと言っています。ですから、今回の写真は少し前に撮影したものです。 
 
写真 ノーラ・クリューク(Nora Krug) 
編集 村上良太 
 
■日本に関心を持つ売れっ子イラストレーター、ノーラ・クリューク(Nora Krug) 
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  ノーラ・クリューク氏はニューヨークに暮らしていますが元々はドイツ生まれのドイツ人で、9年前渡米したそうです。最初はドキュメンタリー映画を監督していましたが、のちにイラストレーターに転じてニューヨークタイムズ、ガーディアン、ウォールストリートジャーナルなどの新聞やヴァニティフェアなどの雑誌にイラストを描いています。つまり売れっ子のイラストレーターなのです。日本に対して強い興味を抱いているとも聞きます。今年6月には来日する予定だとも。 


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