2013年12月26日22時35分掲載  無料記事
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TPP/脱グローバリゼーション

米国の二方面作戦 〜TPP交渉の裏で、ヨーロッパ=アメリカ自由貿易協定の交渉中〜

  TPP交渉を進めている米国だが、同時に大西洋の向う側の欧州連合と自由貿易協定の交渉を進めている。このことも欧州における排外主義の興隆の一因となっている。その理由は多国籍企業が国を相手取って訴訟を起こしたり、国境を越え各国の保険・医療・農業・環境政策を回避してなしくずしにする可能性があるからだ。欧州では極右勢力が欧州連合離脱を訴えて支持を伸ばしている。 
 
  アメリカで反グローバリゼーションの運動に携わっている弁護士のロリ・ワラック(Lori Wallack)氏がハフィントンポストのブログでその危険性を指摘している。 
 
■'Trade' Deal Would Elevate Corporations to Equal Status With Nation States 
http://www.huffingtonpost.com/lori-wallach/trade-deal-would-elevate_b_4143626.html 
 
■ブルデューの死から10年 〜欧州を改造した知的傭兵部隊〜 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201201091900351 
 
■遺伝子組み換えトウモロコシ TC1507 欧州連合が栽培解禁の決定 米国との自由貿易協定を視野に 
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201311080427385 


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