2014年06月20日13時12分掲載  無料記事
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中東

イラクに出稼ぎのインド人労働者40人が誘拐される 戦場の町モスル 巻き込まれていく外国人

   インディア・トゥデイによると、イラクのモスルで建設作業に従事していたインド人の出稼ぎ労働者40人が誘拐された。発足間もないインド政府にとって、頭の痛い問題となって浮上しているようだ。 
 
  モスルは最近、イスラム原理主義勢力のISISが侵攻して占領したばかり。ちなみに、ISISともとは提携していたアルカイダはインドへの聖戦をカシミール地方のイスラム教徒に呼びかけたばかりである。インド人がイスラム原理主義勢力の標的となっている。これはインドでヒンズー至上主義のナレンドラ・モディ新政権の誕生とも響きあっている可能性がある。ただし、今回のモスルでの誘拐については実行犯は特定されていない。 
 
  日本の自衛隊が集団的自衛権で中東に駐留することになれば北アフリカ、中東、インドネシアなど外国で働く日本人労働者にとっても、危機管理がより必要となってくるだろう。 
http://indiatoday.intoday.in/story/iraq-crisis-40-indians-abducted-indian-government-clueless/1/367681.html 


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