2015年07月29日21時30分掲載  無料記事
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文化

夏のジャズフェスの想い出 滝川雅弘(クラリネット奏者)

  想い出深い夏のジャズフェスは2005年の「国際クラリネットフェストTAMA東京」で、学生の時にジャズクラリネットを始めたきっかけとなったアイドル、バディ・デフランコ( Buddy DeFranco、クラリネット奏者) と同じステージで演奏出来た事です。 
 
  イベント全体の規模はプレイベントを含め8日間で2万5千人のクラリネット奏者が演奏し、このイベントが初めてアジア地域で開催されたと云う事が特筆すべき事でした。 
 
  ある日突然日本クラリネット協会からバディ・デフランコやエディ・ダニエルズと演奏しませんかとのメールが来た訳ですが、光栄な反面、不安も有りました。演奏会当日、会場に向かう電車の中で今日演奏が上手くいかなかったら,今迄やって来た事が全て水の泡になるのでは?という恐怖感に襲われました。 
 
  しかしバディやエディの音を聞くとやはり凄いなと思い、色んな邪念はいつの間にか無くなってました。彼らはリハーサルから本番と全く同じエネルギーで演奏するから凄いのです。私はそれまでリハーサルは軽めとか、場合に依ってはこの仕事は(パレードやBGMの仕事等)こんなもんでええわと思ったりした事が有りましたが、そんな時の音を聞かされた聴衆はたまったもんでは有りませんよね。一度楽器を持てば誰が何処で聞いているか分からない,リハーサルで有ろうが本番で有ろうがベストを尽くす事の大切さを学んだ1日だったのです。 
 
寄稿 : 滝川雅弘  クラリネット奏者 
(編集部 :滝川さんは関西を中心に活躍中です) 
 
 
■ジャズとクラリネット 滝川雅弘(クラリネット奏者) 
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■ジャズは社会そのもの 滝川雅弘(クラリネット奏者) 
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