2019年03月10日19時37分掲載  無料記事
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移民大国ニッポン

【お知らせ】「失踪技能実習生の現状」調査票が全面黒塗りで開示されました

 2018年秋の臨時国会で、法務省は「2017年に失踪した7,089人の実習生のうち、不法残留などの入管難民法違反で検挙された2,892人に、失踪理由などに関する聞き取り調査した結果、86.9%の2,514人が『より高い賃金を求めて』失踪した」と野党側に説明していましたが、“失踪技能実習生の現状”を聞き取った調査票の集計方法にについて問題があることが発覚。野党合同ヒヤリングなどで厳しい追求がされました。 
 野党議員による調査の結果(調査は法務省が複写を許可しなかったため、議員自らが交代ですべての個票を「手書き」で書き写し、再集計)、調査項目にある、� 崢稍其癲廰◆崢稍其癲雰戚鹹其皸焚次法廰�「低賃金(最低賃金以下)」にチェックが入ったものの全てが「より高い賃金を求めて」失踪した――とまとめられていましたが、実際は全体の67%にあたる1,939人が「最低賃金以下」であったことが明らかになりました。 
 
法務省公開聴取票集計結果『失踪技能実習生の現状』 
http://migrants.jp/wp-content/uploads/2018/11/bad29c460874db6cd6a809055bb4f5f8.pdf 
『実習実施者等から失踪した技能実習生に係る聴取票』個票 
http://migrants.jp/wp-content/uploads/2018/11/b4b2851db4a96c160f0f9997e38dbe9d.pdf 
 法務省のこうしたデータ改ざん、情報不開示のスタンスを受け、移住連は昨年11月に、会員を中心にこの調査票の情報開示請求を呼びかけました。開示検討の延長を経て、先日開示が実施されましたが、全面黒塗りの個票が開示されました。 
 技能実習生の権利保護に取り組もうとしないばかりか、法令違反状態を隠し、事実を黒塗りにする政府の姿勢にあらためて抗議します。 
〔移住連ウェブサイト「Information お知らせ」より転載〕 
 
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