2019年04月24日21時33分掲載  無料記事
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関生反弾圧市民情報センター

国策による労組つぶしは許さない勝手連・滋賀 ニュース(かんなま勝手連) 第18号 2019年4月23日

県警・検察の暴走 関生事件 
武委員長ら勾留理由 開示公判 報告 
 
黙示の恐喝? 
犯罪構成なしの“犯罪” 
 
4月11日に「1000万円の恐喝」があったとして再逮捕された、武委員長、湯川副委員長の勾留理由開示公判が、22日大津地裁でありました。 
 
担当の西村幸雄裁判官は、前回の開示公判と同じ。自らの主体的判断は示さず、検察側の主張を棒読するのみ。 
弁護側の、恐喝の具体的な事実の追及に、「捜査の進展に影響するので」を繰り返すのみ。 
最後はさすがに赤面しながら「黙示の恐喝です」と、珍コメントも。 
 
武委員長「私は既に8か月近く勾留されている。(被害者とされるA氏に対して)支払いを要求したことなどありません。 
それにしても、裁判所は労働組合法を知らないのでは」と、詰問。 
 
湯川副委員長「警察・検察の行政に対し、司法は独立しているはず。私は3度も逮捕されているが、司法の独立性は見えない。 
これでは法治国家とは言えない」 
と、裁判官を正視しながら、厳しく言い放ちました。 
 
☆裁判後。弁護側による公園での報告会。 
「これは4年前の出来事です。事件性がなく過ぎてきたものを、今になって犯罪と言い出し、検察は(職権を盾に)口裏合わせをした。 
裁判所の判断は、今週中に示されます」 


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