2019年08月13日09時30分掲載  無料記事
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文化

「表現の不自由展・その後」 兎に角、展示再開を! 17日に都内で映画と徹底討論集会

 久しぶりに「表現の自由」がメディアのリードを飾る一方、夏祭りの子供神輿よろしく、もみくちゃの感もあるのはどこか、異常。一方、主催側、展示の実行委員会など、直接関係者の動向がよく見えぬまま、騒ぎが進行している様は、これまた異常。そんな現状を前に、「表現の自由を市民の手に 全国ネットワーク」(「表現ネット」)が、先週7日の衆議院会館での集会に続く「展示の再開を求める緊急集会」を17日(土) 午後、都内文京区民センターで開催する。(松本武顕) 
 
プログラムは2部構成: 
● 13:30〜15:32 
「ハトは泣いている―時代(とき) の肖像―」上映 
「表現の自由」の現状を浮き彫りにすることになった2つの事件を1年半にわたって追い、これを疎外するものとして、この国が一貫して放置、或いは、とぼけきってきた先の戦争の総括の問題を提起するドキュメンタリー。 
「表現の今を問う」 必見の映画」として。 
● 16:00〜19:00 問題の「不自由展:その後」展示の再開に向けて何ができるか、何をすべきかの話し合い。展示する側からの報告を踏まえ、中止の誘因、再開への具体的取り組みとして何があり得るか、徹底討論を目指す。 


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