2020年02月03日14時54分掲載  無料記事
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米国でインフルエンザが蔓延

 世界中で新型コロナウイルスで大騒ぎだが、米国ではインフルエンザが全国的に蔓延し、インフルのシーズンである2019-2020年シーズン累計でのインフルエンザ感染者数は1900万人以上、入院患者数は180,000人、死者数は10,000人に達している。(大野和興) 
 
 これは、アメリカの疾病管理予防センター(CDC)が1月25日付けのインフルエンザ感染の推計値としては公表した数字で、外来患者数も増加している。CDCによると、、2019年10月1日から2020年1月25日の間に確認された入院率は人口10万人あたり29.7人となっている。最も入院率が高いのは65歳以上で、次に0〜4歳の子どもだという。 
 
(図)インフルエンザ様疾患(ILI)で医療機関を訪れた外来患者数。色が濃いほど多い。 


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