2020年12月09日11時34分掲載  無料記事
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<追分だより>:「武器で平和を買うことは出来ない」 中村哲医師の一周忌

 アフガニスタンの人びとと共に「いのちを守る水」を掘りつづけた、NGO「ペシャワール会」の中村哲医師が凶弾に斃れてから1年。各地で追悼のつどいが開かれ、彼がめざした「武器で平和を買うことは出来ない」(さだまさし)の精神を引き継ごうという声が上がった。日本では、命と暮らしを無視し、平和国家を再び戦争のできる「普通の国」にしようとする権力者たちの動きが加速しているが、故人の遺志が受け継がれるかぎり、未来への希望は失われないだろう。 
 
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