2021年05月14日17時18分掲載  無料記事
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中東

ガザへの攻撃をやめろ! 5.15イスラエル大使館・防衛省前 緊急抗議アクション

パレスチナ全土で悪夢が繰り返されています。イスラエル治安部隊は、4月中旬にイスラム教のラマダン(断食月)が始まると、エルサレム旧市街にあるアル・アクサー・モスクでの礼拝に向かうパレスチナ人の通行を厳しく制限し、ついに5月7日にはモスクで礼拝中のパレスチナ人に対し、ゴム被膜弾や催涙弾を打ち込むという暴挙に及びました。 
 
 その背景には、被占領エルサレムのシェイク・ジャッラ地区住民に対して出されたユダヤ人入植者への家屋引き渡し命令の期日が迫り、抵抗する住民・支援者への弾圧や、極右入植者の周辺住民への暴力が激しくなっていたということがありました。 
 
 5月10日には、イスラエルによる封鎖下にあるガザを統治するハマスがイスラエル諸都市へのロケット弾攻撃を開始し、それに対するイスラエルのガザ空爆へと事態が悪化していきました。ガザ保健省によれば、14日現在、子ども28人を含む109人が殺害されています(イスラエル側は7人)。 
 
 きたる5月15日土曜日は、1948年にイスラエル国家の成立が宣言されてからちょうど73年目で、パレスチナ人は、イスラエル建国に伴う大量の住民追放・故郷喪失を記憶する「ナクバ(大災厄)」の日としています。そもそもパレスチナに住んでいた人々を無視してイスラエルを建国し、違法な占領と入植地の拡大を行い、数え切れないパレスチナ人を虐殺してきたことこそが罪に問われるべきです。 
 
 14日には、イスラエル軍地上部隊が攻撃を開始し、ガザへの侵攻すら危惧されます。私たちはこの事態を受けて、緊急にイスラエル大使館前抗議行動を呼びかけます。また、今回の報道を受けて中山泰秀防衛副大臣がツイッター上で「私達の心はイスラエルと共にあります」と述べた暴言に抗議し、罷免を求めるため、防衛省前に移動して抗議行動を行います。 
 ぜひ、ご参加下さい! 
 
ガザへの攻撃をやめろ! 
5.15イスラエル大使館・防衛省前 緊急抗議アクション 
 
 
5月15日(土) 
◆15時〜16時、イスラエル大使館付近 
(15時に地下鉄有楽町線「麹町駅」6番出口改札外に集合) 
◆16時30分〜17時、防衛省正門前 ※徒歩で移動 
プラカード、鳴り物など持ち寄り歓迎です。 
 
【呼びかけ】 
武器取引反対ネットワーク(NAJAT) 
在日クイア左翼の会 
BDS Tokyo 
<連絡先> 090-6185-4407(杉原) 
 
※記事は「杉原こうじのブログ」から転載したものです。 


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