2005年09月09日15時55分掲載  無料記事
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カトリーナ大災害

ハリケーンで米軍の攻撃力減少と主張

 【東京9日=齊藤力二朗】イスラム過激派抵抗勢力であるイラクのアンサール・スンナ軍が、米国を襲ったハリケーン「カトリーナ」はイラク駐留米軍に負の作用をもたらしたとする声明をインターネット上に発表した。9日付のイスラム・メモが報じた。 
 
 声明によると、「米国政府が多数のパイロットを帰国させた後、バグダッド上空を飛行するヘリコプターの数が目に見えて減少した」という。 
 
 声明の信憑性は確認されていないが、国際テロ組織アルカイダやイラクで占領軍と戦っている集団が声明を発表しているサイトに掲載された。 
 
 米軍はイラクとアフガニスタンに駐留する300人以上の空軍兵士を、ハリケーンが甚大な悲劇をもたらしたミシシッピー州の基地に呼び戻すと発表していた。 
 
 さらに救援作業を支援するために予定を早めて、イラクから約3千人のルイジアナ出身の州兵を帰国させる。 


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