2006年01月23日14時12分掲載  無料記事
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沖縄/日米安保

政府は真の「民意」を踏まえて「普天間」に道筋を 名護市長選結果で沖縄2紙社説

  米軍普天間飛行場の移設問題を最大の争点とする沖縄県名護市長選で、キャンプ・シュワブ沿岸への移設案に柔軟な立場を示している保守系の元同市議会議長・島袋吉和氏(59)=自民、公明推薦=が当選した。23日付の琉球新報と沖縄タイムスは社説で、政府は選挙結果を受けて地元説得の動きを強めてくるだろうが、島袋氏当選は有権者の基地受け入れ容認を意味したものではないとし、政府は真の「民意」を見誤るべきではない、と強調した。琉球新報は、「政府は、札束で顔をはたくような手法ではなく、地元がなぜ沿岸案を拒否しているのか、どのような形なら納得してもらえるのかを真剣に考え、解決策を探ってもらいたい」と訴え、沖縄タイムスは「名護市民にとって、真の意味での『民意』が問われるのはこれからだ」と慎重な見方を示している。(ベリタ通信) 
 
琉球新報の社説全文は 
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-10424-storytopic-11.html 
沖縄タイムスの社説全文は 
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20060123.html#no_1 


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