2006年09月04日17時19分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

第12回:もうひとつの9・11を忘れない

 あの2001年9月11日の「同時多発テロ」から5年がたつ。その後の「テロとの戦い」ということで、米国が、アフガニスタン、イラクへ仕掛けた戦争については、ここでは言うまい。もうひとつの9・11について問題にしたい。 
 
 1973年9月11日、チリで軍事クーデターが起き、アジェンデ政権が倒れ、アジェンデも殺害された。このククーデターの背後には、南米初の社会主義政権に危機感をもった米国があり、CIAの秘密工作がクーデターの成功の大きな力となった。気に入らない他国の政権に干渉し、時には実力行使も辞さない米国の姿勢は一貫している。 
 
 そして2002年にベネズエラで起きたチャベス政権への軍事クーデター(民衆の抗議デモで未遂に終わる)にもCIAが関与していたのは間違いない。こんなことをしているから「米国こそテロ国家!」と言われてしまうのだ。(橋本勝) 


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