2006年10月31日17時07分掲載  無料記事
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橋本勝の21世紀風刺絵日記

第20回:ガンジー、キング、イケダという悪い冗談

 その日の朝、「ガンジー、キング、イケダ」という本の新聞広告を見たとき、思わずわが目を疑い、次に笑いがこみあげ、そして怒りがわいてきた。「国も文化も宗教も異なる3人がともに「非暴力」と「対話」による変革という人類の偉大なる旗手となった」という宣伝文句のこの本の出版元は第三文明社。言うまでもなく創価学会系の出版社である。その創価学会のリーダー池田大作名誉会長を、非暴力主義の思想家であり実践家であったマハトマ・ガンジーとマーチン・ルーサー・キングと並べるとは、なんと厚かましいというか、恥を知らないというか・・・。でもそのくらいの自惚れがあったから巨大宗教のトップに君臨し続けることができたのだと納得。 
 
 それにしても創価学会の政党ともいうべき公明党が、自民党と組んでの政府与党で進めてきたことは、看板とする平和ということからは、ほど遠いものがある。「テロとの戦い」ということでアフガン、イラクへの戦争を仕掛けるブッシュ米国に同調、イラク特措法を成立させ、自衛隊をイラクに派遣させた。また戦争準備法ともいうべき有事法制も公明党の協力があればこそ成立した。 
 
 池田大作氏よ、ノーベル平和賞が本当に欲しいのなら、国家の非暴力主義宣言とも言うべき憲法9条を守るため、公明党を自民党と決別させ、改憲して日本を「戦争できる美しい国」にしたい安倍政権にストップをかけることだ。(橋本勝) 


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