2006年11月06日16時37分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

第21回:イラクから撤退すべきか、否か、それが問題だ

 イラクでの10月の米兵の戦死者が100人を超えた。これは2005年1月以来のこと。もはや内戦状態の泥沼化。米軍のイラクからの撤退もあり得る。だが米軍の撤退はイラクの混乱をいっそう深めかねない。残るも地獄、去るも地獄、嘘だらけの大義と楽天的予測でイラク戦争を始めたツケとはいえ、ブッシュさんの悩みは深い。 
 
 11月7日の米中間選挙での最大の争点も、悪化するイラク戦争だ。ブッシュの共和党の敗北が予想される。かくてブッシュ政権は「生か、死か、それが問題だ」のヨロヨロメロメロの瀕死の状態で終末を迎えることになるだろう。(橋本勝) 


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