2007年03月05日21時01分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=200703052101041

橋本勝21世紀風刺画日記

第37回:地球からの警告を発信する信号式地球儀はいかが

 おそらく地球が丸いと認識している生き物は人間だけでしょう。人間の進化を、そしてその文明の証のひとつが地球儀。それほど優れた種であるホモ・サピエンス(知あるヒト)たる人間が、21世紀の今、地球に危機をもたらしているとは、何という皮肉か。 
 
 人間の活動がもたらす温暖化、異常気象、酸性雨、原発事故などの環境破壊、それに人間同士が殺し合うことによる地球の荒廃、最悪の場合、核戦争によって地球は死の星になりかねない。 
 
 もはや地球は、美しい青い星ではなくなっていると警告を発信するため、「注意せよ!」との黄色い地球、「危険!文明の暴走をストップせよ」という赤色の地球、この3色の信号式の地球儀を作ろう。そしてこれを手元に常に置き、人間の文明が誤った方向へ進まないようにしようではありませんか。(橋本勝) 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。