2008年02月26日21時17分掲載  無料記事
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橋本勝21世紀風刺画日記

第88回:ミサイルと漁船を標的にイージス艦がテロとの戦い

 ハワイでミサイル防衛実験に成功したイージス艦「あたご」が、日本に着く直前の海で、漁船と衝突した。イージス側の過失による事故という観測が強まっているが、最新の超ハイテクを装備してる1400億円もするイージス艦である。そして優秀で責任感の強い海上自衛隊員が乗っている。そんな初歩的なミスをするわけはない。これはテロとの戦いと考えてこそ筋が通る。そこでお節介と知りつつ彼らの本音を代弁することにした。 
 
 敵ミサイルを撃ち落とすミサイル防衛は、まさにテロ国家から、国民を守る理想の盾(イージス)となる。そして小船による自爆テロから、いかに艦を守るかの実戦的訓練を、漁船をテロ船と見立て敢行。見事に小船を撃沈させた。 
 
 だが秘密にすべき訓練がばれてしまったのは誤算であった。それにより世論の厳しい批判を浴びることになった、国防の重要性をまだ国民に徹底できていないということを再認識。大いに反省すべきであろう。たとえ国民の一人や二人がが犠牲になろうと、国家の方が大切という愛国心を、1国平和主義でノーテンキな国民に植えつけなくてはいけない。そのためにも戦争放棄の憲法9条を一刻も早く変える必要がある。 
 
 守りの盾(イージス)を、攻撃の矛に!!それでこそテロとの戦いも可能になる。(橋本勝) 


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