2008年06月04日21時46分掲載  無料記事
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G8

《リンク》G8サミット警備にNO! 市民社会が監視社会化に異議申し立て

  池袋の豊島勤労福祉会館で5月24日、戦争協力させない東京ネットワーク主催による「サミット警備にNO!戦争協力を許さない5・24集会」が行われた。7月に北海道洞爺湖で行われるG8サミット。それに乗じるかのように「対テロ」警備の名目のもとに、人びとを治安の対象として位置付け、監視・取り締り体制を強化する動きが進んでいる。集会は、その現実をそれぞれの現場から出し合いながら、では私たちはどう対処すればよいかを出し合った。 
 
  集会の発言の中で石橋新一(有事立法・治安弾圧を許すな!北部実行委員会)氏は「『テロ』という言葉は今やインフレ化し、普段自分と異なる人間に対しても使われている」と懸念する。 
 
  そのように日常の中で量産されていく『テロ』という言葉とそのイメージは、一体誰が作り出しているのかと考えさせるものであった。 
  相次ぎ微罪逮捕、災害訓練の名のもとでの自衛隊、警察の対テロ訓練、ネットカフェ難民までテロリスト予備軍とみなす監視社会の出現、といった提起が次々出された。 
 
  集会の内容は以下の<G8 MEDIA NETWORK TV>で。 
http://tv.g8medianetwork.org/?q=node/131 


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