2008年08月09日06時42分掲載
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橋本勝２１世紀風刺画日記
第１１１回：はたしてオバマはグアンタナモ基地をどうするつもりなのか
世は北京五輪で大騒ぎ
日本は、はたして何個金メダルを取れるのか
なんてことが大問題になっているみたい
でも、そんなことはどうでもいい
いよいよアメリカ大統領選が
１１月に迫ってきた
オバマなのか、マケインなのか
アメリカのトップにダレがなるかは
世界のこれからを左右することになる
ブッシュの始めた
テロとの戦いを継続するつもりなのか
共和党候補のマケインは、「米軍は１００年でもイラクにとどまってやる！」
なんて勇ましいことを、いっとき言っていた
それに対し、イラクからの米軍の早期撤退を言っていた
民主党のオバマも、何やらトーンダウン
アメリカは世界の自由と民主主義を守る責任があるなんて風なことを
言い出している
そんな次期米大統領の姿勢を
測るものとなるのが
グアンタナモ米軍基地
テロリストの容疑者を拘束、厳しい尋問と拷問をする
アメリカのテロとの戦いを象徴する「悪名高き場所」
国際法も人権も無視し、世界からの非難も無視
そんなグアンタナモ基地を
マケインは間違いなく続けるだろう
一方、閉鎖すると言明していた、オバマもここへきて変化、怪しくなってきた
大統領選に勝ち抜くための
ＣＨＡＮＧＥとはこれだったのかと思うとガッカリである
（橋本勝）
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