2010年06月29日13時20分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201006291320172

橋本勝21世紀風刺画日記

157回 市民運動の旗手変じて市民の暮らしの破壊者に

鳩山首相の辞任後 
首相になった菅さん 
民主党の支持率がV字回復したのに気を良くしてか 
早速、ぶちあげたのが消費税の増税 
その10%は自民党とおんなじだから 
与野党協力してやっていきましょうという 
なんともずる賢い政治家だ 
 
もっとも日米合意だからと普天間基地の移設先として 
辺野古に新基地をつくることを 
鳩山前首相のようにはまったく悩むことなく決めた 
たいへん現実主義の政治家らしく 
それが財政危機の何よりの 
現実的解決策だというのだろう 
 
そして法人税の引き下げのお金持ちを優遇と 
貧しい庶民の生活を破壊する消費税で 
最小不幸社会にあらず最大格差社会のニッポンとする 
さらに税金と社会保障の個人情報を 
ひとつにまとめる「共通番号制度」として 
住基ネットを活用するという 
 
国民ひとりひとりが11桁の番号で 
管理される社会が現実化するのだ 
軍事同盟でしかない日米安保 
米軍の戦争にいっそう協力するために 
改憲だってやりかねない 
 
菅政権に要注意なのだ。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。