2010年12月11日15時05分掲載  無料記事
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検証・メディア

「仏メディアは権力監視の意識なし」と米大使 ウィキリークス情報をルモンドが掲載

  仏紙ルモンドは10日、内部告発サイト「ウィキリークス」に暴露された、フランスのメディアの体質を批判した米国大使の発言を掲載した。駐仏大使は、フランスの大手メディアのジャーナリストたちはしばしば政府の役人と同じエリート校の出身で、彼らには権力の監視という職業意識が頭にない、と指摘。米国のメディアに比べると、政治・経済的な圧力の下に置かれていて独立してないと述べている。(パリ=飛田正夫) 
 
 大使によると、フランスの民間の新聞、ラジオ、テレビなどのほとんどのメディアは複合企業体の傘下にあってその少数の経営者によって支配されている。また、彼らは事実をレポートすることよりも、知識人が好むように出来事を分析してみせ読者に影響を与えることがジャーナリストの仕事だと考えているという。 
 
 一方、小さな新聞社や非政府組織(NGO)はインターネットとブログを通じた情報伝達で驚くべき人気を博していているが、そこでは伝統的なメディアの視点というものが十分に継承されてないように思われる、と大使は述べている。 


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