2010年12月31日11時28分掲載
無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201012311128365
橋本勝２１世紀風刺画日記
１６８回 テレビの次は人間の廃棄が国策となる
２０１１年は地デジ元年となる
アナログから地上波のデジタル放送にテレビが切りかわり
アナログのテレビでは見られなくなる
２０１０年には末にはエコポイントがつくということで
地デジテレビが沢山売れて
地デジの普及率も８０パーセントを越えたという
順調にいっているようではある
最終的には９０パーセントぐらいになる見込み
貧しい家庭、それに一人暮らしの老人、母子家庭など
地デジ化への金銭的余裕のない人たち
その数６００万所帯ほどの人たちが
テレビが見れないテレビ難民となる
そしてアナログテレビは廃品となり
廃棄されることになる
国策商売として展開された地デジ化は
貧困層の人びとを無常に切り捨てる
国の姿勢を反映するものである
廃棄されたテレビの山・・・・・
それは次に廃棄されることになる
人間たちの姿かもしれない。
Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。