2011年03月16日00時28分掲載  無料記事
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東日本大震災

日本の大地震災害に対し、韓国市民団体が声明  「この惨事は東アジアの痛みです」

  未曾有の大災害に見舞われた日本の市民に、韓国市民団体33団体の共同声明が届いた。声明は「  国境と民族を超え、この惨事を東アジアの痛みとしてすべての人々が立ちあがらなければならない時です。日韓過去問題と関連した韓国の市民団体もまた、日本のすべての人々がこのとてつもない惨事を乗り越えていけるよう、できる限りの努力を行うつもりです。日本市民と在日同胞を含めた外国人すべての安全のため、最善の努力と協力を行うことを韓国政府当局にも要請します。」と述べている。(日刊ベリタ編集部) 
 
<声明> 
 
  今回の日本の東北地域で発生した地震と津波により、想像を超える被害と苦痛を味わっている方々や被害者の方々に深い哀悼の気持ちを送ります。加えて、原子炉の爆発による放射能被害と、今なお続く各種災難や悲報に驚愕と悲しみを禁じることができません。一刻も早くこの災難が収拾されることを心から願っています。 
 
  今回の東北地域の災害によって、日本の市民だけではなく少なくない数の在日同胞と外国人も被害を受ける、もしくは今だに生死さえも確認できていない状態だと聞いています。宮城県に居住する日本軍「慰安婦」被害者宋神道(ソン・シンド)さんもまた、連絡がとれない状態だということで大変心配しています。 
 
  国境と民族を超え、この惨事を東アジアの痛みとしてすべての人々が立ちあがらなければならない時です。日韓過去問題と関連した韓国の市民団体もまた、日本のすべての人々がこのとてつもない惨事を乗り越えていけるよう、できる限りの努力を行うつもりです。日本市民と在日同胞を含めた外国人すべての安全のため、最善の努力と協力を行うことを韓国政府当局にも要請します。 
 
  再度、深い哀悼の気持ちを伝えながら、口にするにも辛い悲しみと衝撃を乗り越えて、再び立ち上がることができるよう祈っています。そのために、韓国の市民団体も積極的な協力を惜しまないことを約束します。 
 
2011年3月15日 
 
KIN(地球村同胞連帯)/ ウトロ国際対策会議 / サハリン希望キャンペーン団 / 丹波マンガン記念館債権韓国実行委員会/(社)韓国原爆被害者協会 / 原爆被害者および原爆2世問題解決のための共同対策委員会 / アジア平和歴史教育連帯 / 全国歴史教師の会 /歴史問題研究所 / アヒムナ運動本部 / 韓国挺身隊問題対策協議会 / 韓国挺身隊研究所 / ナヌムの家 /挺身隊ハルモニとともに行動する市民の会 / 世界NGO歴史フォーラム / 太平洋戦争被害者補償推進協議会 / 大韓民国臨時政府史跡地研究会/ 独島守護隊 / 南北経協運動本部 / 日本NPO法人 ASIA PEACE BUILDERS / 興士団 / 平和統一市民連帯 /平和博物館 / 民族問題研究所 / 靖国反対共同行動韓国委員会 / 林鐘国先生記念事業会 / 正しい韓民族史運動本部 / 東アジア葛藤解決国際連帯 / 東学民族統一会 / 民主社会のための弁護士の会 過去事清算委員会 / コリアグローブ(Korea Globe) /青年白凡 / 1923関東韓日在日市民連帯 / 孝昌園を愛する人々 
 
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