2011年03月16日21時37分掲載  無料記事
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東日本大震災

【被災地事情】  物資を持って仙台へ 新聞労連からの報告

  河北新報に物資を届けるために、新潟に来ています。新潟から山形を経由して仙台に入る予定です。現地はいずれも燃料がほとんど手に入らない状態で、ガソリンを満タンにして荷物を持って、行って帰ってこれるぎりぎりの範囲が新潟との判断です。 
 
  Mさんが使った庄内空港、車をチャーターして向かうのは、仙台にも岩手にも入るのが可能で良いルートなのですが、現地でレンタカーの貸し出しができない(あるいは被災地行きには貸さない)状況になりつつあります。いずれ、庄内や新潟に拠点がないときつい状態です。新潟は水以外の物資はほとんど現地で調達できる状況です。 
 
  労連加盟の現地紙情報だと、震災関連のニュースが原発に染まり、避難している人々は、自分たちのことは忘れられ、支援がこないのではとの焦燥感にかられているようです。国道4号を使うルートは、それこそ原発の危険もあり、現地入りが難しくなっていることも影響していると思います。 
 
新聞労連中央執行委員長 
東海林 智 


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