2011年04月06日11時24分掲載  無料記事
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東日本大震災

【たんぽぽ舎原発情報】子供たちを放射能から守れ!入学式、始業式の強要に反対の声

  震災以来初めて上京した、佐藤いわき市議会議員・脱原 発福島ネットワーク世話人によると(3日、総評会館講演会)いわき市 と小名浜市の中間地点にある同市の自宅居間では、毎時0.3〜0.6マイ クロSvが測定されているという。これは、数ヶ月で、年間許容の1 ミリSvを超える数字だ。 
 
  こうしたさなか、国は同市の小中学校の「予定通り」の入学・始業式 を国は強要してきた。心配した保護者の要請を受け、佐藤氏らは県 教育委員長に、「入学式の延長、さもなくば線量測定器の各校舎へ の設置」を求めた。返答は、「入学・始業は予定通り。測定機は 『検討』する」であった。しかも、「子供たちが屋外で過ごす時間 を持つか否かは、各学校長の『裁量』にまかせる」という無責任ぶりだとのこと。 
 
  毎日新聞等によると、大きな被害を受けた岩手、宮崎両県沿岸部の27市町村のうち、宮城県南三陸町を除く26市町村が4月中に全小中学校を再開する見通し。また、福島県では、福島市、いわき市、会津若松 市等は予定通り6日に小中学校の入学式を行う。 
  一方、文部科学省は4日、福島第1原発から北西30キロの福島県浪江町 国道399号沿いの累積放射能が先月23日から今月3日までで10.34ミリSvに達し、屋内退避の目安となる10ミリSvを超えたと発表した。これは人工ヒバク年間限度1ミリSvの10倍を上回った。そのほか、30キロの飯舘村で6.11ミリSv,北西30キロの浪江町の別の地点で4.664ミリSvとなった。原発から20〜60キロ離れた34ヶ所の屋外では4日の1時間当たり大気中放射線量が0.0002〜0.057ミリSvだった。 
 
  こうした中、国は子供たちの健康を本気で守る気はあるのか。強いヒバクとストレスを抱えた現地の住人の怒りは、「これまで電力3法で交付された4兆の原子力予算は、毒まんじゅう以外の何者でもなかった」「推進派の現知事もさすがに拒否した7.8号炉の増設を口にした東電は、『普通ではない企業』」、と怒りをあらわにしているという。 


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