2011年08月02日22時42分掲載  無料記事
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核・原子力

文字通りの“九電ぐるみ選挙”を展開  佐賀県古川知事の場合

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働をめぐって「やらせメール」を誘導したとして問題になっている古川康佐賀県知事は、初当選した2003年選挙から今年4月の3選まで全ての知事選で、九電から手厚い支援を受けて当選していたことが分かった。8月1日付け西日本新聞朝刊が伝えるところによると、その支援は運動員の派遣や集票活動など選挙活動全般にわたっていた。また、九電の歴代の佐賀支店長や玄海原発所長は、古川知事の後援会に個人献金していたことも判明している。(日刊ベリタ編集部) 
 
  同紙に報道によると、初当選した2003年の知事選では、九電佐賀支店幹部の指示で1日2人前後の社員が選挙事務所に連日詰めた。その後の選挙でも、電話による運動や選挙カーの運転、法定ビラのシール張りなど、さまざまな作業に従事している。九電の歴代支店長や玄海原発所長らは古川知事の後援会に計約40万円を個人献金していたことも判明している。 
 
 九電はいずれの知事選でも古川知事を推薦しておらず、選挙協力に ついても、佐賀支社広報グループは「個人の意思で行っており、会社として承知していない」と回答したと西日本新聞は伝えている。あくまで個人のボランティアだというのである。また、古川知事は7月30日の会見で、「政治姿勢に共感し、企業や団体の方が参加するのは問題ない」と語った。 


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