2011年11月14日23時36分掲載  無料記事
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核・原子力

「テントひろば」が経産省に緊急申し入れ  右翼の脅迫に屈して鎖でテントを覆う

 11月14日、「経産省前のテントひろば」は経済産業省に対する申し入れを行なった。申し入れは、テントひろば代表から経済産業省の警備課長・松本氏へ手交した。 
 
≪緊急の申し入れ≫ 
 
現在、「経産省前テントひろば」をめぐって、経済産業省と9条改憲阻止の会の間で交渉が続けられています。9条改憲阻止の会の要求は、休止中の原発の再稼働をさせないこと、「経産省前テントひろば」の存在を容認・黙認せよということです。 
 
再稼働の問題は経産省が先頭にたって進めようとしている事ですが、福島原発事故以後の現況での再稼働は容易に許されるところではありません。また、この敷 地は国有財産ではありますが、テントが存在する一角はもとより公共的空間であり、最近の福島第一原発の大事故の結果、我が国の原発政策が抜本的な見直しを迫られているなかで、この一角がテントの存在によって既に広く市民的国民的議論の場として成立しております。私たちとしもこの一角の清掃など公共空間として、一定の秩序ある場として維持することに心がけています。他方でこの敷地の使用不許可に対して9条改憲阻止の会(共同代表・正清太一)が「審査」の請求をしているのも、ご承知の通りです。 
 
にも関わらず、右翼の脅迫・挑発に乗ったかのように、突然にして、バリカーなるものをひきぬいて鎖でテントを囲い「国有地 関係者以外立ち入り禁止」「当省敷地内では、居座り座り込みを禁止いたします」なる張り紙を掲示しました。さらに上記の措置を行った11月12日に「この周囲に植栽を置く」との宣言をしています。 
 
このような経産省の対応はこの一角における座り込みを絶対認めないというかたくなな態度の表明であり、暴力団まがいの右翼の言い分に屈して、市民的国民的公共空間を一方的に封殺し、あまつさえ一般市民の表現の自由をも侵害するものです。 
 
また、このバリカーによる鎖は座り込んでいる人々およびテントを訪ねて来る人々の日常行動にとって、著しく不自由なものとなっています。 
 
私たちは、テント周辺のバリカーによる封鎖を直ちに解除するよう強く求めると同時に思い付き的な植栽の設置などを絶対に行わないよう強く求めるものであります。 
 
以上、申し入れます。 
 
2011年11月14日(月曜日) 
 
経産省前テントひろば代表 渕 上 太 郎 


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