2011年12月04日14時47分掲載  無料記事
http://www.nikkanberita.com/print.cgi?id=201112041447570

遺伝子組み換え/ゲノム編集

≪twitterから≫遺伝子組み換え花粉とたたかうチリの養蜂農家

 チリの養蜂農家は 遺伝子組み換え 作物による汚染のせいでヨーロッパに蜂蜜を輸出できなくなってしまった。養蜂農家は黙っていない。モンサントにどこに遺伝子組み換え作物が植えられているかの情報提供を要求し、勝利。(印鑰 智哉) 
 
 チリの農業牧畜庁は 遺伝子組み換え 作物がどこに植えられているかの情報を養蜂農家に知らせるシステムを立ち上げた。養蜂農家は蜂の巣箱を遺伝子組み換えの耕作されていない地域に置くことで遺伝子組み換え花粉の汚染を避ける。 
 
 チリの養蜂農家の闘い、大変だ。遺伝子組み換えの耕作地域が増えれば蜂を育てる地域がなくなってしまう。それに遺伝子組み換え作物は花粉を通じて周囲を汚染していくから、遺伝子組み換え作物の耕作そのものを禁止しないと未来は確保できない。ブラジルのプロポリスもやばい。 


Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
  • 日刊ベリタに掲載された記事を転載される場合は、有料・無料を問わず、編集部にご連絡ください。ただし、見出しとリード文につきましてはその限りでありません。
  • 印刷媒体向けの記事配信も行っておりますので、記事を利用したい場合は事務局までご連絡下さい。